数日後
動けるようになった瞬間に絵心さんから呼び出し喰らいました
”あのこと”聞かれるのかな…?
んん〜…絵心さんて結構鋭い人だからな〜…
歩きながらどうしようか考えてる時
あ
と、聞き覚えのある声がした
見上げると そこには この前助けてくれた男の子がいた
えぇ〜と、確か……
御影玲王 な 忘れてただろ
ごめんごめんw
それほど、余裕なかったか?
ぇ……
ドキッと体が反応した
あの時は、多分
辛いのが残ってて、アンリさんと話すのでいっぱいいっぱいだった
紫色の子がいるな、とは思ってたけど
図星だろ?
ニヤっと御影くんは笑った
眠かったし覚えてなかったよw
また嘘………
私は笑って話していると_
眠かった?アホかお前
…え?
すげぇ苦しそうに廊下で倒れてたし、動けるようになったのも今なんだろ?
ッッ!
帝襟さんが言ってたの聞いたんだけど_
お前さ…
やめて………
その先は_………
や、やめてよッッ!!!!!!
?!
御影くんは急に大声を出した私に驚いた
私は何もないっ!私は元気っ!昨日顔だけ合わせただけのあんたに私の何が分かるのッッ!!!!!!
っ!
言い切った後、私はハッとした
八つ当たりしてしまった…………
なんで、どうして?
御影くんは何も悪くないのに
寧ろ悪いのは私だ…
ご、ごめ_
謝ろうと口を開いた時、
私の体が暖かい物に包まれた
え?
気づいたら、私は御影くんに抱きしめられていて
御影くんは何も言ってこなかったけど、鼻をすする声が聞こえた
え、ちょ、…御影、くん?
辛いんだなぁ…お前…俺、御曹司だったから、なんでも金で解決できるような奴でさ……
…お前みたいな、何もかも自分で解決しようとしてる奴見てるとさ、思うんだ………
助けてやりたい ってさ…
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