最初手紙が送られてきた。でもそれは自分を憎むものだっだから。最初は些細なことだった。
なにこれ?イタズラかと思ったが案の定晴れていたのに雨が降り濡れて帰った。なんなんだ?手紙のとおりになったけど偶然だと思った。次の日
なんなんだそんなわけないだろ!そう思ったが2時間目に体育があり組体操をしている時にトラブルが置きクラスメイトが手を抜いたせいで上から落ちた。
ゴキっと音がした。
案の定骨が折れていた。僕はそれからこの手紙が怖くなった。手紙はどんどん酷くなる。でも僕は一体誰がこの手紙をよこすのか気になった。手紙に切符もないため毎回毎回起きてくるのだ。だから僕は待つことにしたが一向に来ずポストを見るとポストにこう書かれていた。
驚いて手紙を落としてしまった。手紙は小さな血文字でずっと殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す死ね死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬの
文字で最後に
振り向くとナイフを持った人物には首を切られて死んでしまった。
僕はその人物を見て絶望した。その人物は…母親だったからだ。
そう言って僕は殺された。
今考えるとおかしいんだ……母親じゃない限りポストには暗証番号があって簡単に開けないことに……
僕は後悔して死んだ。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!