第6話

#6 喧嘩した時の君
149
2018/05/09 10:45
翌日
あなた

ちゃんと謝らなきゃ

美鈴
美鈴
大丈夫だよ
そんな気をはらなくても
あなた

う、うん

トコトコ────────
美鈴
美鈴
あ、ほら橋爪君いるよ
あなた

え、あ、

うつむいてしまう
美鈴
美鈴
早くしないと、いなくなっちゃうよ
あなた

うん

橋爪と目があった
あなた

あ、、、、

目をそらされてしまう
あなた

ダメ、、、だ

絶対嫌われた
あなた

もう、無理だよ

美鈴
美鈴
ちゃんと、ちゃんと橋爪君と話そう
あなた

できたらやってる!
できないからこうなってるの

美鈴
美鈴
そっか、、、そうだよね
、、、ごめん
あなた

ううん、、、
こっちこそごめん

━━━━━━━━━━━━
こういう時、隣の席であることを本当に後悔する
ツラっ、、、
━━━━━━━━放課後
あなた

あ、あのさ橋爪

涼太
涼太
ん?何?
答えてくれた、、、ホッ
あなた

昨日はごめんね
あんな態度とって

涼太
涼太
ううん、大丈夫
それより、俺なんかした?
あなた

え?

涼太
涼太
昨日泣いてたし、
今日も全然話してくれないし
あなた

ううん
橋爪は悪くない

涼太
涼太
ふーん、ならよかった
あなた

ただ、、、

涼太
涼太
ただ?
あなた

ただ、自分の気持ちに驚いたというか、、、
なんかわかんないけど泣いちゃって

涼太
涼太
なんか、よくわかんないけど
大変そうだね
あなた

うん、まぁ

涼太
涼太
あっ
そういえばさ、いつまで橋爪って呼ぶつもり?
あなた

えっ?

涼太
涼太
いや、だって俺があなたって呼んでるのに
なんか変じゃない?
あなた

いや別に変では、、、

涼太
涼太
そうかな?
俺が変だと思うから、涼太って呼んでよ!
あなた

強制、、、ですか?

涼太
涼太
うん!
ハァ、相変わらずだな
あなた

でもまぁ、そういうところが好きだったりするんだよな~

涼太
涼太
え?
あなた

あ、ごめん
なんでもない

ヤバい、また声に出てた笑笑
✂───────────キリトリ
作者から
作者
あなたさんありがとうございます。
あなたと涼太の関係はどうなるのでしょう
次回も読んでもらえると嬉しいです

プリ小説オーディオドラマ