2月7日(木曜日)
今日は目覚ましにもお母さんにも起こしてもらってない
「なんかだるい。」
「あなた朝よー!」
ちょっとだるかったけど学校に行くことにした。お母さんには歩きで学校に行くと言って
バスで行くことにした。
(学校)
「おはよう。あなた」
海南のおはように頑張って答えた。
「うん。」
「大丈夫?顔色悪いよ?」
「ちょっとね。ははっ。」
何とか、3時間目まで過ごした。
でも、よりによって4時間目は体育だ。
(もう最悪。)
でもしんどいから体育を休むと言ったら
帰らされそうだから、体操服を忘れたと言った。
(キーンコーンカーンコーン)
4時間目が始まった。体操服を忘れたと言ったから、荷物運びをやらされて
階段を登っていた。
クラッっとした。
さすがに今倒れるのはやばい😱
と、思って手すりにてか待ってしゃがもうとした時
ガタッ
足を踏み外した。
「キャッ!」
ダメだな。こんなことなら休めばよかった。
死ぬのかなって思った。
「あなたー!!」
バサッ
誰かとてもしっかりした体の男子に受け止められた。
顔を見ようとした瞬間に
意識を失った。
その時ふと大和の顔が浮かんだ。
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。