第9話

ありがとう
121
2019/03/21 14:03
目を覚ました。
そこは白いなんの彩もない保健室の天井だった。

「あっ!」

さっき私を受け止めてくれた男の子って誰?
私の声にビックリしたのか保健の先生が飛んできた。

「どうしたの?大丈夫?あなた貧血で倒れたのよ!」

「それで、その子は誰だったんですか?」

「あぁ、見てなかったの。1年A組の木原透也よ。起きていていいけど、あと1時間はここでゆっくりしといてよ。」

あぁ、透也か。
透也は私の幼馴染で家が隣だ。
キーンコーンカーンコーン
1時間たった。

「教室に行っていいよー!」

「はーい!」

ガラガラ

「ありがとうございました。」

「はーい。無理しちゃダメよ。」







――――――――――――――――――――――――――――――――――

作者です!

最後に大和の甘く優しく甘酸っぱい初恋に感涙必至のストーリーになっています!

たくさんの方に読んでもらいたいのでよろしくお願いします!



プリ小説オーディオドラマ