#58の放課後…
朝はお天気だったのに
今、土砂降り中
下足室のところで
みんな足止めされて
雨の様子を見ている生徒達…
一部女子がやたら多いエリアがある
「風磨♡ワタシ傘持ってるよ」
「風磨先輩♡一緒に傘入りましょ♡」
「風磨君♡雨止むまで一緒に居よ♡」
人気者ですね、風磨先輩♡
そしてその囲む女子の声、
風磨先輩は絶対に聞いてねー、笑
ワタシは遠くから会釈だけして
カバンの中から
折りたたみ傘を出した
囲んでる女子の大群は
スルーしてワタシに近づく
他の女子の視線が刺さるんだけど、笑
女子に聞こえるように大きな声で
それらしい理由をつける風磨先輩、笑
ってか風磨先輩の帰る方向
知らないし、笑
勝手に傘をさして
雨の中を進み出した
ワタシの腰に手を回して
身体を寄せた
歩きながら
照れながら笑う風磨先輩
風磨先輩の手に力が入って
さらに身体が密着する
角を曲がる…
いつものところに車がある
傘の中で
風磨先輩が
素早くでも優しくKissをした…
恥ずかしくて
風磨先輩の顔が見れない/////
走って車に乗り込んだ
(後部座席ね♡)
車は雨の中、走り出した
車を停めた樹…
家じゃないよね?
どこかの駐車場…
土砂降りだから
あまり車も停まってないし
人通りも、モチロンない
樹は後部座席に移動してきた
ワタシの横に座り
肩を抱き寄せる
嫉妬混じりの表情で
距離を詰め寄る樹
顔が近づく…
車の端に追い詰められて
これ以上逃げれないッ/////
YesもNoも答える前に
唇を塞がれた/////
離れたと思ったら
もう一度Kiss
次は舌が入り込んできた
初めは抵抗してたけど
樹の舌がワタシの意識を溶かしてく
無駄な抵抗を諦めて
樹の舌を受け入れる
舌を絡ませながら
息継ぎする2人の吐息が車内に響く
嬉しそうにワタシの頭を撫でてくれる
やっと
唇が離れた
嬉しそうに見つめる樹
ぐっと近づいて
耳元で…
パッと離れて運転席に戻った
いつもの樹だ
でも
心臓はうるさいくらいドキドキしていた
そのあとは何事も無かったように
いつも通りの樹で
ワタシも
いつも通りに過ごした
┈┈┈┈┈┈┈ ❁ ❁ ❁ ┈┈┈┈┈┈┈┈
樹君
嫉妬してますねぇ♡
女のコの日なので
無事に帰れたけど…♡
じゃなかったら
車の中で…
キャ───(*ノдノ)───ァ
変態ですから、
変態の妄想ですから…笑
変態のそこのあなたは
車の中で樹と…妄想してますよね
キャ───(*ノдノ)───ァ♡
では、
素敵な土曜の夜を…♡
新ドラマ
未満警察ミッドナイトランナー
観たいな…でも
ケンティも平野紫耀君も
コロナに罹って欲しくないから
自粛して
安全が1番なんだけど…
この小説での
ケンティの要素が少ないのは
明らかに
ケンティ不足です…(´・ω・`)ショボ-ン
言い方、笑
ラウールはまだ(多分)ピュア設定、笑
意味ありげに微笑んで
照サマはトレーニングに戻りました、笑
あー、照サマの腹筋みたいなぁ♡
(ホントは抱かれたいだけ、笑)
ではまた"(⌯︎¤̴̶̷̀ω¤̴̶̷́)✧︎
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。