第169話

海としんたろ
7,238
2021/05/30 05:59
海辺の駐車場



運転席のしんたろはハンドルを握ってるけど
エンジンはまだ掛けない
あなた
しんたろ?
慎太郎
慎太郎
ん?
あなた
帰るんじゃないの?
慎太郎
慎太郎
もう少し、この海を見てたくて…
あなた
思い出が詰まってるんだね(๑ơ ᎑ ơ)
慎太郎
慎太郎
いい思い出ばっかじゃないけどね…


フっと微笑んで



フロントガラス越しの海を
懐かしむような、でも少し切ない表情で見ていた



あなた
でもココが好きなんでしょ?
右隣のしんたろの横顔をみる
慎太郎
慎太郎
そーなんだよ…嫌いになれない、笑
あなた
嫌いにならなくても
いーじゃん( ´艸`)
慎太郎
慎太郎
へ?
あなた
海が可哀想だよ"(⌯︎¤̴̶̷̀ω¤̴̶̷́)✧︎
慎太郎
慎太郎
海が?可哀想?
あなた
そうだよッ(*´ ˘ `*)ウフフ♡
慎太郎
慎太郎
(*´艸`)ブハッ♪
慎太郎
慎太郎
(*つ▽`)っ)))アハハハ☆
底抜けの笑顔がしんたろに戻る
慎太郎
慎太郎
そーだよね(ˊᗜˋ)
あなた
そーだよ⸜(◍ ´꒳` ◍)⸝
しんたろ左手が伸びてきて…
慎太郎
慎太郎
( *ˊᵕˋ)ノˊᵕˋ*) ナデナデ💕
あなた
しんたろ…/////
慎太郎
慎太郎
あなたって最高の女の子だよ♡
あなた
(´>∀<`)ゝ))エヘヘ
優しく見つめる


そして…
慎太郎
慎太郎
あなた…
慎太郎
慎太郎
˙˚ʚ(´。•ω(•ω•。`)ɞ˚˙ぎゅー
優しく抱きしめた
あなた
しんたろ…?
慎太郎
慎太郎
少しのあいだ
このまま…
あなた
…(コクン
慎太郎
慎太郎
…(ぎゅ


少しのあいだ…
しんたろの温もりを感じていた





何分経ったんだろ…




やっと、
そしてゆっくりと

しんたろが離れる



それから


ゆっくりと穏やかな声で

ポツリ…ポツリと話はじめた




慎太郎
慎太郎
オレにはさ、
1つ違いのアニキがいてね…
あなた
うん…(* ´ ˘ ` *)



この海辺の近くにおばあちゃん家があったこと


夏休みのたびに遊びに来てたこと



この海で毎日過ごしたこと



クワガタ虫やカブト虫を捕まえたこと




初めは楽しそうに話してくれた



慎太郎
慎太郎
中学生になったころ
ココでサーフィンを始めたんだ
あなた
お兄さんも?
慎太郎
慎太郎
あぁ、笑
2人でどっちが上手く波に乗れるか
競い合ってた、笑
あなた
負けず嫌い(*´ ˘ `*)ウフフ♡
慎太郎
慎太郎
そー、負けず嫌い、笑
あなた
(๑´ლ`๑)フフ♡
慎太郎
慎太郎
けどさ、俺たちより
めっちゃ上手い子がいてね
あなた
うん(๑ơ ᎑ ơ)
慎太郎
慎太郎
それが女の子だったの、笑
しんたろの声が弾む
慎太郎
慎太郎
その子にも負けたくなくて
競い合うように
波に乗ってるうちに
仲良くなって…(* ´ ˘ ` *)
あなた
へー(* ´ ˘ ` *)
慎太郎
慎太郎
アニキと同い歳だったから
話も弾んでさ、笑
あなた
うん(๑ơ ᎑ ơ)



少しだけ間が空いて…







慎太郎
慎太郎
いつの間にか好きになってた…
あなた
しんたろ…
しんたろの少し寂しそうな顔

何故かチクッと胸の奥が痛んだ…
慎太郎
慎太郎
でさ、高校生の夏に 
実は…告白して/////
あなた
…うん
慎太郎
慎太郎
あっけなく振られたんだ、笑
あなた
え?
慎太郎
慎太郎
実はその彼女、
オレのアニキが好きで…
アニキも彼女が好きで…
あなた
慎太郎
慎太郎
今、2人とも留学しててさ…
同じ海外の大学なんだ
あなた
慎太郎
慎太郎
実は、
彼女と正式に婚約したって
アニキから連絡あったんだ…
あなた
(´,,-ㅿ-,,`)フゥ-っと
ひと呼吸おいてから
慎太郎
慎太郎
もうとっくに
失恋してたはずなのに
慎太郎
慎太郎
もう忘れてたし
もう平気って思ってたのに
慎太郎
慎太郎
トドメの一撃喰らったみたいに
心が沈んじゃってた、笑
あなた
慎太郎
慎太郎
ちょっと、センチメンタルな
気持ちになっちゃった
(/∀≦\)てへっ♪♪
おチャラけたテンションで明るく振舞う
しんたろ…
あなた
しんたろ…
勝手にカラダが動いた…
あなた
˙˚ʚ(´。•ω(•ω•。`)ɞ˚˙ぎゅー♡
慎太郎
慎太郎
あなた…/////
大きなしんたろを丸ごと包むには
腕のリーチが少し足りなかったけど

あなた
˙˚ʚ(´。•ω(•ω•。`)ɞ˚˙ぎゅー♡


ってめいいっぱい抱き締めていた…





慎太郎
慎太郎
ありがとうね、あなた…
あなた
しんたろ…/////
優しくワタシの腕を解いて…

寂しそうに微笑んだ


慎太郎
慎太郎
オレってあなたのフィアンセ候補
失格だよな( *・・)ショボン
あなた
それは…おじいちゃんが勝手に…
慎太郎
慎太郎
あなたが好きなのに
心のどこかで
まだ引きずっていたなんて…
あなた
初恋だった?
慎太郎
慎太郎
まぁね( ´•ᴗ•ก)ポリ
あなた
そっかぁ…
慎太郎
慎太郎
初恋だからこそ、きっと
キレイな想い出なんだよね…
あなた
(๑ơ ᎑ ơ)フフ♡
慎太郎
慎太郎
それにさ、悔しいくらいに
あの2人お似合いなんだよ、笑
上を見上げて自嘲気味に笑うしんたろが少し切ない
あなた
そーなんだ…(* ´ ˘ ` *)
慎太郎
慎太郎
でもね…
ワタシを見つめて
慎太郎
慎太郎
今日ココに来て
これで良かったんだって思えたし
あなた
うん(๑ơ ᎑ ơ)
慎太郎
慎太郎
あなたに出逢えて
あなたとココに来れて
ゆっくりと、しんたろの顔が近くなる
あなた
しんたろ…/////
唇がフワッと重なった





慎太郎
慎太郎
…チュッ♡
あなた
しん…ンッ/////
慎太郎
慎太郎
あなたのこと、
改めて好きになったよ♡
あなた
/////
慎太郎
慎太郎
フィアンセ候補とか抜きにして
あなたのこと好きだから(* ´ ˘ ` *)
あなた
ありがとう/////
慎太郎
慎太郎
さ、帰ろっか(ˊᗜˋ)
あなた
うん(ˊᗜˋ)
ブルルン〜
車がエンジン音を唸らす
慎太郎
慎太郎
じゃあ、٩(.^∀^.)งLet's go
あなた
٩(ˊᗜˋ*)وLet's go!















夕方の首都高速道路は
大渋滞で…笑





帰る時間がちょっぴり遅くなり

北斗に怒られた2人でした


慎太郎
慎太郎
(๑>؂•̀๑)テヘペロ
あなた
(๑>؂•̀๑)テヘペロ
北斗
北斗
┐( -"-)┌ ヤレヤレ








。.。:+* ゚ ゜゚ *+:。.。:+* ゚ ゜゚ *+:。.。.。:+* ゚ ゜゚ *+:。.。:+*






気付けば
目が、耳が、しんたろばっかりを
追ってる作者です"(⌯︎¤̴̶̷̀ω¤̴̶̷́)✧︎
動き出した物語…


どうなるかホントに分かんない(* ´ ˘ ` *)
コレとこの1個前のしんたろのお話がね
初め構想してた内容からだんだん変わってきて
ホントにどう着地するか分かんなくなってきたの
全員大好きだから
全員幸せになって欲しい


ハッピーエンドだけは
心掛けて

また書き進めてくね(๑ơ ᎑ ơ)
スペシャル月間が
刻々と終わりに向かってるけど


それは
終わりじゃなくて


きっともっと素敵なSixTONESを魅せてくれる始まりだと思ってます(* ´ ˘ ` *)

昨日のほくじゅりのANNは神回だったよね♡
北斗のチャック音!!!!!!←そこ?笑

もうドキドキしたし
思い出すだけで
ドキドキする←変態です(⁎⁍̴̀﹃ ⁍̴́⁎)♡
ストチューブの催眠術…
きょも美しい寝顔が見れて
そのきょもが崩れ落ちる瞬間のこーちの行動が…♡
こーちのイケメン度が爆上がり
もう全てがLOVEだった♡


やっぱり止まんないあとがき♡



このへんで




またね




らびゅ〜(*>З<)💕ブチュゥ




プリ小説オーディオドラマ