パーティというより
ご挨拶タイムは疲れる…
ワタシは休憩できる所を探して
会場内をキョロキョロ見渡す…
ボーイサンいないな…
ボーイサンの代わりに見つけたのは…
執事サン達が
それぞれ女性と一緒にいるシーン…
女性はホントに綺麗で
みんなデレデレして
嬉しそう、笑
ジェシーと樹はそれぞれ3人に
囲まれてる…
北斗は…5人に囲まれて…
みんなさすが、笑
あんなにイケメンなんだから
当然だよね、笑
と自分に言い聞かせる…
やっとボーイサンを見つけた
パーティ会場に数箇所ドアがあり
その先は参加者なら
誰でも入れると教えてくれて
1番近くのドアを案内された
ボーイサンにお礼を言って
1人でドアの先に入った…
中は薄暗い…
でもレイアウトは普通の
ホテルの一室みたい
なんか声がする…
話し声じゃなくて…
テレビの音かな…
女性の甲高い声…
喘ぎ声?
奥のソファを見ると…
え?
男女が裸で…
真っ最中/////
びっくりして声が出そうになったけど
必死で口を抑えた
女性は頭しか見えないけど
男性は筋肉質なんだけど
引き締まっていて
細マッチョ…
力強く腰を打ちつけている
真っ最中だった…
その男性とバッチリ目が合い
片方の口角を上げて
ウィンクして
また目の前の女性に集中する…
死角で見えないさらに奥から
その男性ではない別の男性の声「イケよ♡」
って煽る声と
別の女性の喘ぎ声が聞こえる…
何ココ、ヤバい(⚭-⚭ს)
物音を立てないように
その部屋を出た…
案内された別のドアもあるけど
同じような状況かも…と思うと
入る気にはならなかった…
仕方なく
バルコニーに出た
誰とも関わりたくなかったから
バルコニーでも
端っこの角になってるところで
ボーッと夜景をみていた
少し時間が経過して…
後ろから声を掛けられた
「お嬢さん、ジュースはいかがですか?」
振り向くと…
さっきの部屋の男性/////
ビシッとスーツを着て
さっきの雰囲気とは違う…けど
さっきの人、笑
もう1人来たけど
さっきの部屋の「もう1人」と同じ声みたい…
2人で楽しそうで何より…
ワタシ、関係ないじゃん…
逃げたいけど
バルコニーの角だから
2人が前に立つと
逃げ道ない…どーしよ…
困ってると
見覚えのあるシルエット♡
2人は仕方ない感じで
解放してくれた…
悪びれる様子ゼロ、笑
2人は
「じゃあね♡」と言って
パーティ会場のどこかに消えた…
とにかく
北斗に助けられた、笑
ワタシ達もパーティ会場に戻った
戻ると他の執事サン達も
女性に囲まれることなく
談笑していた
どこからその余裕が来るんだろ、笑
慌てておじいちゃんを探す
貫禄のオーラ出てるから
すぐに見つけるけど、笑
駆け寄った
爺「飛行機の時間があるから、
今日は久しぶりに会えて嬉しかったぞ」
爺「ワシの米寿の祝いの時だな、笑」
爺「じゃあ」
と言って
秘書やSP達に囲まれて会場を後にした
6人に告げて
1人でパウダールームに入った
そこには…
あのケバケバな女の人がいた
(#46 ラスト近く参照♡)
ちょっと苦手なタイプだけど
軽く会釈してスルーしようと思ったら
女「あなた、健人の何?」
絡んできた…
めんどくさいなぁ…と
思いながら…
健人先輩みたいに
ナチュラルウィンクしてみた
ちょっと言い過ぎたかも
と思ったけど
色んなイライラが積み重なってたから
止められなかった、笑
( ゚皿゚)キ─︎─︎ッ!!
って表情を
初めて見た、笑
これ以上関わらない方がいいと思って
パウダールームから出たけど
出たところで
あのケバケバ女が
思っきり後ろからぶつかってきた
ニヤッとしてみてるだけの
ケバケバ女…
ワタシの元に駆け寄る北斗を
追い抜いて健人先輩が
ワタシを起こしてくれた…
優しい北斗の笑顔が
痛いのを忘れさせてくれた
急に真剣な顔になり…
ケバケバ女の方を見つめて
ドSの笑みを浮かべて
釘を刺した…
ケバケバ女は
固まっていた…
ふわっとワタシをお姫様抱っこする
健人先輩…
健人先輩に
お姫様抱っこされて…
みんなの注目の的になった…
┈┈┈┈┈┈┈ ❁ ❁ ❁ ┈┈┈┈┈┈┈┈
はい、出ました(⌯︎¤̴̶̷̀ω¤̴̶̷́)✧︎
風磨サマと照サマ♡
あともう1人くらい
増やします、笑
全部ワタシの好みです♡
今はただただ
岩本照の腹筋に抱かれたいです♡
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!