第27話

第二十一話:ファンサ
358
2020/05/26 07:55
あなた
あなた
びっくりしたよ〜!玄弥って鬼が食べれるんだね!
あなたは「すごーい」と言いながら此方に寄って来る。
不死川玄弥
不死川玄弥
俺は呼吸が使えないからな。
不死川玄弥
不死川玄弥
そういえばお前は鬼殺隊入る前何してたんだよ
あなた
あなた
凄い事とかは何もしてないよ?
そう前置きしあなたは話し始めた。

初めは黒髪であったあなたがある出来事が起きてから髪が水縹みなはだ色になり、その髪のせいで親にさえもに気味悪がられ昔は長かった髪を切られてしまったのだと。
あなた
あなた
そんな矢先親が鬼に食べられちゃって、、、
でもね、すっごく驚いたけど哀しくはあんまり無かったの。最低よねいくら虐待を受けていたとはいえ、実の両親に
不死川玄弥
不死川玄弥
俺も父親が死んでも哀しくは無かった。普通だと思う。
あなた
あなた
でも、私の髪が変になったから虐待されちゃって全部私のせいで、、、
不死川玄弥
不死川玄弥
そんなことッ…!!俺はあなたの髪綺麗で良いと思うけど、、、
驚いた顔になったあなたは玄弥の言葉に頬を緩めると
あなた
あなた
ありがとう、玄弥は優しいね
と微笑んだ。



その笑顔に釘付けになっていた。

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あなた
あなた
今日はありがとう!玄弥のお陰で楽しい時間を過ごせたよ!
これで明日からも仕事に集中出来るわ!と意気込んでいるあなたの横を風が吹き抜ける。
その突風にあなたがバランスを崩しそうになるのをサッと抱きとめ、風が止むまで今日の事を考えていた。

いつもは皆俺を怖がって話しかけられないからな、久しぶりかも人と話したの。後は、、、


あなた
あなた
、、、玄弥〜?
不死川玄弥
不死川玄弥
わっ!ごめん!!
あなたを抱いてたの忘れてた!!!

恥ずかしさで耳まで紅くなった玄弥にあなたは
あなた
あなた
私も鬼殺隊なんだから支えてくれなくても大丈夫!
と、怒った様に言った。

良かった顔紅いのきずかれてない。

玄弥がホッと胸を撫で下ろす。
あなた
あなた
玄弥は女慣れしてないね〜
バレてた!?

今日の事は一生の黒歴史になると玄弥は覚悟した。

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