第47話
XLVII
爆破からの爆血、
それの繰り返しだ。
赤い矢印がかっちゃんの体を矢印の方向へ持っていく
しかし、そんなのすぐに爆破でやられた。
私はあまりこの技には慣れておらず、
1度使えば、3分程視力が悪くなる
目が完全に死んだ。
使い物にならない。
左上の方で気配がする。
左…
繭糸で腕を引っ張る
広範囲に拳で攻撃をする
かっちゃんは爆破で防ぎながら、攻撃してくる
少し、距離をおいた。
大きな技がぶつかり合う
周りは煙幕で何も見えない。
背中を爆破で攻撃されるが、
幼児化をした。
今ので上着が犠牲になった。
もう一度、繭糸を掌から出す
しかし爆破され、
かっちゃんとの距離は近くなるばかり
まずい、繭糸を掴まれた。
糸を引っ張られ、地面に叩きつけられる
ちょっとピンチ…
─── お前なんかいらない。
硬い拳を振り下ろす父の姿が見える
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爆豪勝己 side
俺は…完膚なきまでの1位を取んなきゃ!
意味がねぇんだよ!!
アイツが運ばれてるのを、
俺はただただ見ることしか出来なかった。
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