第147話

一睡もできない
89
2020/10/03 14:36
ヒラ
ヒラ
(⑉・̆н・̆⑉)むー
なんでフジまで入ってくるのー?
やっぱり前と反応が違う
フジ
フジ
あなたちゃんがソファで寝るくらいならおいでって言うから、俺に断る理由ないし
(゚□゚;)アワワ(;゚□゚)アワワ
火花散ってる!!
(ꐦಠہಠ)💥٩(`ω´٩ꐦ)


私がアワアワしてたらヒラくんに腕を引かれて胸に収まる
(なまえ)
あなた
ちょっ!ちょっとヒラくん
ヒラ
ヒラ
フジくっつきすぎなんだもん
(なまえ)
あなた
でもあんまり引っ張るとフジくん布団から出ちゃうし…
フジ
フジ
いやいいよあなたちゃん、大丈夫
グイッ…と今度はフジくんが掛け布団ごと私の腕を引っ張ったので…私の後頭部がフジくんの胸にぶつかる
フジ
フジ
これで大丈夫(*^_^*)
(なまえ)
あなた
はっ///離して///
ヒラ
ヒラ
( ˘•ω•˘ )む…
あなたちゃん俺の時と反応が違う…
こっち来てこっち!!
グイッ
(なまえ)
あなた
わっ
ヒラ
ヒラ
はい捕まえた(っ*´ω`*c)
フジ
フジ
ヒラ、俺の布団取らないでよ!
グイッ
(なまえ)
あなた
あっ!
ヒラ
ヒラ
あなたちゃんごと持ってくことないで……しょッ!
グイッ
(なまえ)
あなた
ちょっ!
さっさっきからなにこれ!?



この状況なに?



あっこれが世にいう…



『私のために争わないで!』



いや絶対ちがーう!!!


(なまえ)
あなた
お願いだよふたりともやめてよ…
ケンカしないで…
ヒラ
ヒラ
フジがやめればやめる
フジ
フジ
同じく

え〜



フジくんもなんか今日は引かなさそうだし…



これは…

(なまえ)
あなた
私がソファに行くしか…
フジ
フジ
それならお供します!
ヒラ
ヒラ
俺も!というかフジはだめ!

あーどうしよう


誰に電話したからって解決するわけじゃないし…


今ここでヒラくんをまた振ったからって彼は揺るがないだろうし…


というかフジくん呼んどいてくっついてきたヒラくんそのままにした私が悪いんだけど…

(なまえ)
あなた
そんなに寝れないでしょ!
もう頭が…



というか腕…腕痛いよおふたりさん…



頭がクラクラして…

(なまえ)
あなた
きゅ〜(  ×ω×  ).。oஇ
フジ
フジ
ヒラ!なんで今になって好きになったの?ずっと一緒だったくせに!
ヒラ
ヒラ
おっ…俺覚えてないんだもん!
あなたちゃんのこと覚えてないから
こうなってるんだよ!
そんなことフジには関係ないでしょ!
フジ
フジ
関係あるね!ヒラがずっとこのままだったら、俺あなたちゃんと付き合えないし、ヒラがあなたちゃんにべったりだとあなたちゃんも困るべや
ヒラ
ヒラ
そんなことないもん!
ねぇあなたちゃん?
(なまえ)
あなた
んぇ?𖦹 . 𖦹
フジ
フジ
あなたちゃん大丈夫?
(なまえ)
あなた
なりが?
ヒラ
ヒラ
顔真っ赤だし…
なんか体温熱い気がする…
(なまえ)
あなた
そっそう?
フジ
フジ
ちょっとごめん…
(なまえ)
あなた
あ…

フジくんの手あったかい…



大きな手が私のおでこに…

フジ
フジ
熱いよあなたちゃん…ごめん…
熱あるかも…気づかなくてごめんね
(なまえ)
あなた
え?そんなに?
確かになんか暑いけど…


それは2人にサンドされてるからなんじゃ…
ヒラ
ヒラ
俺も測るー!
あなたちゃんこっち向いて
(なまえ)
あなた
え?
ヒラくんの方を向くとおでコツンされた


そして手の甲で首のあたりも触られる
ヒラ
ヒラ
うん暑い!大丈夫?あなたちゃん
(なまえ)
あなた
うん…自分じゃ分かんないんだけど…
フジ
フジ
とりあえず寝よう、ヒラ…
今回はお預けね
ヒラ
ヒラ
うん…あなたちゃんに免じてね
(なまえ)
あなた
(;´・ω・)ウーン・・・
なんだろう…この冷戦感…



2人の背後から青く静かに燃える炎が見える…



うーん…



これで眠れるだろうか…



私は心配しつつ目を閉じた



だがなかなか眠りにつくことが出来なかった

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