第36話

私に彼がくれた物※ピンク注意
153
2020/06/24 08:28
正直…これから起こることが怖い…

身体に力が入る

そんな私の心を彼が理性とともに壊していく

お互いの唇が熱くなってどちらのものかわからなくなった時
(なまえ)
あなた
ん…
悠
口…開けて…
深いけれど決して口内に侵入してこなかった彼の言葉に…本当に恐る恐る口を開ける

そこからこじ開けるように彼の舌が侵入して来て

私の口内を掻き回す


『苦しい…』その言葉が頭に浮かんだ瞬間


夢中になって自分を求めてくれている彼の胸を押した


お互いを繋いだ銀色の糸がプツリと切れる
悠
ハァごめん…
(なまえ)
あなた
ハァ…いい…だいじょうぶ…
軽く口にキスを落として服に手をかけ始める





悠
これ…
あなた
あ…お姉ちゃんとね…選びに行って…
おかしい?
悠
全然…かわいい
俺のためにありがとう
耳元で囁かれる声にゾクゾクしてしまう


軽く耳を噛まれて舐められる


彼の手が私の首から肩を通って腕を滑る…


その度に力が入る私にキスを落として安心させようとする彼


本当に優しい


そして彼の唇が首を這う


ちくりと痛みがはしりそこに赤い花が咲く
あなた
んン…
悠
声聞きたい…
あなた
恥ずかしい…///
悠
じゃあ抑えられないようにしようか?




あなた
ふぁっ…ンッ…
悠
かわいい…
他人の手が…私の愛しい人の手が…私の身体を刺激する
あなた
悠…
悠
そんな物欲しそうな顔されると、加減できなくなるんだけど?
あなた
む…
悠
その顔はそんな顔してないって言いたいのか…な?
あなた
ひゃっ///もう!//////
悠
余裕ありそうだね
彼の手が下へと伸びてきた

ショーツを剥ぎ取って…ゆっくりの中を慣らし始める
あなた
いっ…
悠
あなた…肩、力入ってる
あなた
ねぇ悠…痛い…
悠
ごめん…ゆっくりやる…
私の中に彼の指が1本…また1本と増えてバラバラに動かされる

最初は異物が入ってきた感覚しかなかったのに
悠
気持ちい?
あなた
うん…悠…
悠
ん?
あなた
好き…
悠
俺も…
愛しい人からキスが降ってくる…わたし今…愛されてる










痛みが快感に変わる瞬間…




幸せだと思った




私今…悠と…
悠
大丈夫…?
あなた
ん…コクコク
悠
目開けろって…怖いもんねぇよ
あなた
うん…ふぁ?!
悠
どう?
あなた
ん…どうって…
悠
普通に感想言ってくれればいい
あなた
えっと…そういうのは…終わってかひゃぎッ!

『ひゃぎっ』ってなんだよわたし恥ずかし
悠
恥ずかしがってんのも可愛い
あなた
んンッ…みないでよ…分かってるなら…
悠
そんなこと言われると逆効果だってなんでわかんないかな〜

悠って結構 意地悪…
あなた
えっ…あっちょ…アッ…やっ
悠
悪いけど…寝かせる気ないから








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