第68話
もう辞めたい、、
事の発端は、1時間前
〜〜〜〜〜
そう言って私はあなたを呼び出した。
いや、正確には゛説得゛をしたかった
今の自分の気持ちを伝えるには、やっぱり会って話した方がいいと思うから
それから、20分くらい経った頃であなたが来た
ガチャ
そうして、あなたは私とレッスン室のど真ん中で座った
いつもそうだ。
どんなに自分の事で大変なことがあっても辛いことがあっても
周りを第一に考える
そんな所に惹かれたんだ。
私も関ジュも
だからこそ、あなたに言いたいの
ガチャ
あ、来ちゃった、、、、、、、
〜〜〜〜〜まぁそれで前話のことがあり、
うちは、あなたの為になにも出来ない悔しさで泣いて、気づいたら部屋を出てた
そして、屋上に着いた
なんでこんな事しちゃったんだろう
そう思いながら、私は地面に寝っ転がった
゛空を見ると、勇気が湧くんよ!゛
いつの日かキラキラした目をしながら空を見てたあなたの言葉
今の私には、痛いほどわかる
だって、自分の悩みがちっぽけに思えてくるから
でも、変わっちゃったなぁ
さっき私がもうやめようそう言った時
いや、あなたの計画の話を始めた途端、
私を心配した優しい目から、何も映さない無の目に変わった
それに、あなたが今まで私の話を遮ることはなかった。あなた曰く
゛人にはそれぞれ色んな意見があんねん。やから、一人一人の意見を聞いて尊重せなあかん。もしかしたら、その意見がSOSかもしれないでしょ?゛
、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、そういうことか、
あなたは、助けを求めてたのかも、、
でも、私が口を出すことじゃない。
あなたの計画に載る代わり、、、、、、、近くで見守らなきゃ
ガチャ
私は、びっくりして起き上がった
そう言って、不安に押し潰されそうな私の隣に座ってくれる
優しいとこは変わってない
今の関ジュを前にしたあなたは偽りだから
゛違う゛そう言いきれない自分が腹立たしい
違う、。人を思う嘘は、裏切りには、ならないから。そうあなたも言ってたじゃん
最低な人って無理だよ。
だって、あなたは優しすぎて、完璧なんだよ、?
アンチばっかだったあなたは、完璧を自らつくってきた
もちろん信頼も
それを崩すの、?
わかってる
中途半端な気持ちじゃない事くらい
でも、それはあなたが報われる?
頭を下げないでよ。
そんなことされたら、OK以外の返事ないじゃん
そう言って、ドアノブに手をかけた瞬間
やめてよ。最後みたいな言い方
もしかして、最後なの?
憶測に過ぎないけどもしそうだったら
今の私には、これしか言えないよ
ガチャ
あなたから任された仕事。
もしかしたら、最後かもしれない
なら、しっかりやりきって、あなたの為になることをしよう
私はあなたのSOSにみんなが気づくのを手助けしなくちゃ
そう思って、長い廊下を歩き、私はレッスン室に入った
そんなことがあって今この状態