まともな返事が来るかと思った自分が馬鹿だった…
ホークスがいきなり手を離した
このままだと落下ちゃう…!!
と思い、日中やっていたように足から炎を出し落ちないようにした
そう言われて仕方なく自分の個性でついて行くことにした。
そしてどこかの建物の屋上にとまった
そう語るホークスの背中は少し悲しそうに見えた
付ける…?
“付ける”というよりは“生やす”という感覚でいいのかな
🔥
ホークスはこんなに簡単に言ってるけど、
いつも出してない場所から炎を出すってなると精神めっちゃ削れるし
他人から見るとその場にとどまってるように見える炎も形を維持するにはずっと出していなきゃいけない
いつも体から離れた場所で出す時は核みたいのを作っていてそこからずっと出してるから行けると思ってたけど、
ここは上空で地上より少しか空気が薄い
だからって甘えちゃいけない…
集中しないと!!
あれ、なんだか苦しい気が…
息してるのに…苦しい
酸素が回ってない…
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。