第18話

>>18〜完〜
704
2018/07/23 17:02
シルク
シルク
アイツ...自分の心配じゃなくて俺達の心配ばかりしやがって...
モトキ
モトキ
サクラ...俺達の事、よく見てるよな…
ダーマ
ダーマ
もう帰りの時間だ...........
シルク達は渋々帰っていた
帰り道
シルク
シルク
サクラの家に行かね?
ダーマ
ダーマ
明日だろ?
シルク
シルク
でも、なんか会いたくてさ...別れぐらい言いたい…
マサイ
マサイ
俺も…
ザカオ
ザカオ
サクラに何も伝えられずに終わるのは嫌だ...
モトキ
モトキ
行こ?
サクラの家に行った

その頃サクラの父親と母親は
サクラの母
父さんこれを、サクラから
サクラの父
これは?
サクラの母
サクラからの最後の手紙よ…
サクラの父
サクラからの最後の手紙...俺には貴重な宝物になるはずだ...
サクラの両親は手紙を読んだ



お母さんへ
私は面と向かって話す事が出来なかったで、手紙を書こうと思いました、父さんと母さんの所に生まれて良かったなぁって思います
結局誰とも付き合えず、結婚も出来ず、紹介も出来なかった…私は母さん達より先に逝ってしまうけど許してください…こんな親不孝の娘でごめんなさい…卒業式に出たかった…皆と卒業したかったよ…でも、私は手術をして良かったと思う...遅かったけど私は後悔なんてしていません...最後に...お母さん...大好きだよ!また逢う日まで!
サクラより
サクラの母
うぅっ(泣)
                                        お父さんへ
お父さん、私は父さんたちに反攻したことが無いねそのせいでかな?私は病気になって父さんと母さんに心配させて、泣かして、父さんと母さんの泣き顔は見たくなかった…こんな親不孝の娘でごめんなさい…愛してくれてありがとう...そしてさよならの日が近づく...そんな日が来たら父さんと母さんは今まで以上に泣くと思う...シルク達の前では泣かないでください…最後のわがままです…その大きな手でシルク達の背中を押してあげてください…私はその大きな手が大好きで大好きで楽しかったよ…18年間ありがとうございました...
サクラより
サクラの父
俺達はお前に何にもすることは出来なかった…お前の最後のわがまま聞いてやる…シルクくん達の前では泣かないでおく、そして背中を押してやる...
ピーンポーン
サクラの母
はーい
サクラの父
シルク君達じゃないか、どうした?
シルク
シルク
最後にサクラに別れの挨拶をしに...
サクラの父
いいぞ…
入ってくれ
サクラの母
こっちよ…
サクラのいる部屋へ行った

部屋に入るとそこにはもう横たわったサクラの姿があった
シルク
シルク
サクラ...俺達はサクラに何もして上げられなかったのに...なんで俺達の心配ばかり気にかけてくれたんだ?...最後の最後くらい俺たちに甘えたって良かったじゃないか…(泣)
モトキ
モトキ
俺達はシルクと違って高校からのつきあいだったけど長かったようで短かった…初めて身近な人が死ぬのは辛いもんなんだな…こんなに苦しいんだな…初めて苦しいって思えてきた…こんな俺達の前では明るく居ようって思ってたんだね...それがサクラには辛かったのかな?...........悲しかったのかな?...........
ぺけたん
ぺけたん
俺達はサクラという存在があったから…今の俺達がいるのかなって思う...なんで俺たちの前で明るくいたの?...もっと辛い事悲しい事があったんだったら俺達にそれを分けてよ…言いたくなくてもさ...........もうそれは出来ないんだよね…
ンダホ
ンダホ
もう、サクラの笑顔は見えなくなっちゃうんだね…悲しいよ…悲しい事があったら空を見開けてって書いててももう今が悲しいよ…上を見ることができないよ…サクラがいたから歌活動を頑張れてこれた…俺達はサクラに何も言えなかったから後悔ばかりが残ってるよ…
マサイ
マサイ
サクラの言うとうりにFischer'sで編集能力は活かしていくよ…どこかで俺たちのことを見ててくれよ…頼むから...手紙のことは約束するから...........どこかで見ててくれよ…
ザカオ
ザカオ
うぅぅぅぅぅぅ(泣)
シルク達はサクラに別れを告げたがそこからは何も出てこなかった…涙以外は...
サクラの父
シルク君...皆こっちを向いてくれ
Fischer's
Fischer's
はい...
サクラの父
俺はサクラに頼まれててな…シルク達の背中を押してくれって…だからもう泣くな…泣きたい時は俺のところに来い、胸を貸してやる…
サクラの母
来なさい?美味しい料理を食べさせてあげる…あの子の分まで生きてあげて?お願い...........
Fischer's
Fischer's
はい...........(泣)
シルク
シルク
(サクラ、どこかで見ているだろうか…俺達はお前との約束を守る為頑張って生きて人気YouTuberへ進化していくよ…お前としたかったYouTubeを、見ててくれよ!お前との約束を果たすために!)
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                                     皆様へ
最後まで読んで下さりありがとうございました
今日でこの小説は終わりにしたいと思います…やはり誰かが居なくなるのは辛いと思います、特に家族、愛犬や愛猫、いつお別れが来るか分からないんです…死なないでって願っても、いつかは寿命が来て死が来るものです…
後悔のないようにしてください…大切な人がいる人は悲しい顔をさせてはいけません、辛い顔をさせてはいけません、喧嘩をするかもしれませんが、喧嘩をしたら仲直りをしてください…喧嘩をしたままだと、もし事故にあった時後悔するのは自分なんですよ?だから喧嘩をしたら冷静になってお互いに誤って仲直りをしてください…家族や好きな人にはありがとうや、ごめんを言いましょう、些細なことで喧嘩をして失うものだってあります、それが嫌ならありがとうやごめん等を言ってあげて幸せにしてあげてください…なんか上から目線ですみません
人間は弱い生き物です…大切な人がいなくなるとすぐに追って自分も死のうとする、もっと大切にしてください…大切な人だった人が生きてほしいって願っているのにすぐに身を投げないでください…それだけで悲しいです…
上から目線ですみません、最後まで読んで下さり本当にありがとうございました
作者より

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