第96話

1,062
2018/08/13 11:47
あなた

な、なんですか…


私は後ずさりする。





ドンッ





女の人と壁に挟まれる私。





怖くなって肩が震えてくる。





あなた

あ、あなた誰ですかッ…

サセン
ここのスタッフだけど?
あなた

そんなの嘘ですよね?
ここのスタッフさんは
心優しくてこんなことする人
誰一人いませんけど?

あなたちゃん強し。
サセン
ッ…私は…お前が嫌いなんだよ!
あなた

は…?

サセン
私の大好きなグクを奪いやがって。
あなた

そんなの…

サセン
お前のせいで何もかも変わったんだよ!
あなた

サセン
ねぇ、早く死んでくれない?
あなた

は…?

サセン
って言いたいとこだけど、そんなことしたら私が捕まるわ
あなた

…?

サセン
ニヤッ)ねぇ、これ持っててくれない?
そう言って私に渡してきたのは…

















"カッター"











私はこれから怒ることを察した。





と、言うのもありつつ





カッターが赤く染まっていたため





それを指先でつまんで持った。





そして、両耳をふさぐ。





























"きゃぁぁぁぁぁぁあ!"





























このトイレの外までに響き渡る悲鳴。





ほら、やっぱりね笑





そして私はふさいでいた手を下ろす。





だんだんたくさんの足音が近づいてくる。




あなた

お前、めんどくせーな笑

サセン
これで終わりね、あなたちゃん♡
あなた

(謎)







ジヒョ
ジヒョ
どうしたの!
スタッフ
どうしました!?
サセン
グスッ…グスッ…
あなたさんが…グスッ
私の腕をいきなり切りつけて…グスッ…






そう言って腕の傷メイクを見せるサセン。





はぁ…めんどくさ、笑





私はあきれた表情でサセンを見る。





スタッフ
え…?
ナヨン
ナヨン
嘘でしょ…
あなた

私は完璧にやってないです

サセン
嘘つかないで!!!
ジョンヨン
ジョンヨン
はぁ…
ミナ
ミナ
がっかりだよ…
モモ
モモ
そんなことするなんて…
ダヒョン
ダヒョン
信じらんない…
ツウィ
ツウィ
最低…
あなた

サセン
ニヤッ)
サナ
サナ
信じらんないわ。
チェヨン
チェヨン
笑っちゃうほんと
ジヒョ
ジヒョ
あきれたわ























"お前に。"
















そう言っておんにたちが指さした方向は…
























"サセン。"

















サセン
え…?私?
ツウィ
ツウィ
当たり前ㅎㅎ
サセン
は?
チェヨン
チェヨン
口答えしないで、さっさと認めてくださーい
サセン
ッ…
ジヒョ
ジヒョ
ってことで、スタッフさん!
この人連れてってください!(ニコッ
あなた

(え、ジヒョおんに怖…)

スタッフ
は、はい…
行きますよ…






そしてサセンは連れていかれた。





すれ違い際に、"覚えとけよ"って言われた。





サセンが去ったあと…





モモ
モモ
誰が覚えとくかよㅎㅎ
とか、おんにたちが次々と言った。





助かって良かったけど、





うちのおんにたち怖いです。

































"一件落着。"

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