Taiga side
北斗の顔が近い…………///
ちゃんと表情作れているだろうか……
恥ずかしいし、カメラマンさんはいつまで撮ったら気が済むの?!?! ////
カメラマン: よーし次は彼女の京本さん!!彼氏にアピールしよーう
京本: もう、俺が北斗の彼女みたいな言い方じゃないですか 苦笑
北斗: んー?? 俺の彼女 嫌??
京本: 何言ってるの?!?! /// 北斗までおかしくなった!!!!!
カメラマン: 遠回しに俺にも攻撃がー
京本: あ、すいません(汗)
んんー、アピール……… いや。俺、女の人じゃないからわかんないんですけど。
甘える……とか??
うん。それだな。
妙にあっさり答えが出てしまったのがちょっとびっくりした。
北斗の肩に頭を預けた。
慎太郎: おぉっとぉー?!?! 京本選手、北斗選手に肩ズンだぁぁぁああ?!?!
ジェシー: この様子に専門家の田中樹さんにお話を伺っていきたいと思います。よろしくお願いします。
樹: えぇー今回の試合はですね……
高地: 何、実況してんの?? 笑
いつの間にかみんなそろって撮影を見られていた。
改めてそう、実況されると恥ずかしいんだけど……。
北斗はどんな反応をしているのだろうか……
気になって上を見ると、
パチッ
目があった。
が、すぐに逸らされてしまった。
すごい 真顔だった。
俺だけだったんだろうか、恥ずかしがっているのは……
ジェシー: おやぁ、北斗選手 押されていますっ!!! 照れていますっ!!!!
慎太郎: 京本選手、優勢かっ?!?!
樹: いけええええ!!!! きょもーーーっ!!!!!
何言っているんだ、だって北斗は真顔で…
いつも通りで……
北斗: ……………照れてないわ!!!!! ///
また、見上げて見ると 北斗は手で顔を見ると隠していた。
俺が見ているのに気付いたのか、
北斗: こっち見ないでほしい………//
と また顔を赤くした。
京本: …………ふふっ
北斗: な…なに笑ってるんだよ…
わかりやすく動揺する北斗が面白くて、
京本: 照れてるんだろー?! かわいいヤツめー!!!! やっぱり俺が彼氏だなー
と、北斗をからかいながら抱きついた。
北斗: い………言っとくけど、俺ら付き合ってないからなぁあ?!?!?! ////
北斗にドキドキさせられたり、からかって笑ったりして なんだか忙しい。
でも、すごく楽しい。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。