第10話

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2019/09/07 01:51
Hokuto side








ついに順番が回ってきた。







スタジオの端をみると樹が目を輝かせて、まるで

がんばれっ!!

と言いたげな顔でこちらを見ていた。














カメラマン: じゃあー 2人的には、どっちが彼氏だと思う??









いきなりですか?!?!

今日のカメラマンさんは爆弾投下マシーンなのかもしれない。((いや、最高だよ?? by樹













きょもほく: 俺。

…………………え??













明らかに俺じゃないか??

たしか2人でラジオしたときも京本、自分のこと彼氏だのなんだの言ってたな………












京本: えぇ、絶対俺だよ〜
だって さっき北斗がさ…… ムゴッ













なんか嫌な予感しかしなくてすごい勢いで京本の口をふさいだ。















カメラマン: まぁまぁ、とりあえずどっちバージョンも撮ってみよっか!!!
まず松村さん彼氏バージョンで!!!!
彼女にアピールするとしたら何をするかを京本さんにしてね!!!!!













なんか、言っていることに麻痺してきたのか慣れてきたぞ…………(汗)

てか、アピールとは??




京本を彼女に見立てろと………















京本: おーい、ほーくとー?? はーやーくー







こっちは必死に考えているというのに……

もう、どうにでもなれぇ!!!!!!!!








トンッ











京本: ……え?!////







肘をついて、ちょっと普通のより近くなる壁ドンをした。
触れてないといけないからだけどおでこくっつけた。

あ、さっきみたいに衝突はしなかったよ?? 苦笑








北斗: アピールでしょ?? これくらいしたほうが良いかな〜と。 ニコッ
















京本: 〜〜っ///






カメラマン: おー、ナイスだねーーっ!!!!











そう言うとすごいスピードで連写しだした。




カメラマンさん、さっきの2ペアの時よりも熱量ハンパじゃない………












カメラマン: よしっ!!! ハグしよう!! ハグーー!!!!!










ほら。おかしいもん 笑

意外となんとかなるなもしれない、この撮影。














その頃の樹はと言うと、北斗があまりにも大胆な行動をしたため 1人で大暴れ。

そして、







樹: カメラマンさんもきょもほく担なのかな…あとで聞いてみよう。







と真面目に呟いておりましたとさ。

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