看護師さんside👩🏼⚕️
あなたがキム・(あなた)ちゃんの名前を言ってもしかして、と思って聞いてみた
そしたら、あなたは「はい」と言った
ごめんなさい、チョンさん
(あなた)ちゃんから言われたの
あの日(あなた)ちゃんは、私に自分には彼氏がいるということを教えてくれた
そして、私がわかったことは2つ
(あなた)ちゃんは病気のことも、今回の再発のことも彼には言ってないということ
そして
(あなた)ちゃんは彼のことをとても愛しているということ
(あなた)ちゃんのありがとうの声はまるで
「本当は会いたくて会いたくてたまらない」
という声を押し殺したかのような、
必死に口に出した、か弱いありがとうだった。
愛する人のために自分の気持ちを我慢する彼女の気持ちを私は受け取らないといけないと思った
1番辛いのは紛れもなく(あなた)ちゃんなんだから
だからチョンさんごめんなさい
あなたと(あなた)ちゃんを会わせることは、できないの、、
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!