第3話

story2
497
2018/09/23 11:53
大貴side
俺は今日転校してきた。








正式に言えば、この街に戻ってきた_。
先生
おーい、入ってこーい
先生の合図で、教室のドアに手をかける。





少しの緊張と期待を抱きながら。
有岡大貴
有岡大貴です。よろしく。
自己紹介をした俺は、席に向かう。
そこには_


咲良、あなた…?
有岡大貴
俺のこと知ってる?
焦った俺は、思わず聞いてしまった。

















あいつは俺の運命の人だから_。
あなた
あ、いえ





そりゃあ知ってるわけないよね、












あなたはあの時の記憶を失っているから。

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