第6話
昼休み
昼休み。
みんなお弁当を広げ
数人で集まり仲良くご飯を食べている。
てか、みんな固まるのはやい。
中学の時は兄の所に行っていたし、
友達と食べるとゆう習慣がなく、
最後の3年生はぼっち飯を極めたこの私。
とりあえず喉が渇いたので
食べる所を探すついでに、
下の自販機に行くことにした。
ーー
渡り廊下の所へ行くと、
授業終わった瞬間飛び出して行った
翔陽がバレーの練習をしていた。
ーーバチン!!
私の方に手を振ったせいで
ボールが翔陽の顔面に当たった
うわごめん。
近づいくと、
大丈夫〜とヘラヘラ笑う
相手は上級生かな?
私たちより少し大人っぽい。
二人でペコペコし合ってると
翔陽が私をじっと見つめていた。
そう言うと彼はハッキリ
え、今まで気づかなかったの
まぁ
教室だと座ってたし…
…って苦し紛れすぎるよ〜
す、菅原さん、
なんて神対応。
まぁ私もコンプレックスだったけど
もう慣れちゃったなぁ
少し話したあと練習見ながら食べていいか聞くと
2人はもちろんと承諾してくれた
おにぎりをほうばりながら、
ボールを目で追う。
うん。おにぎりに見えてきた。
ほわほわ〜と考えてると
菅原さんと翔陽は 例の影山君について話していた
ーーー
最強の味方かぁ…
いいこと言うな、菅原先輩。
私は翔陽のスパイクと、
その謎の影山君のトスってやつを見てみたいなぁー
なんて思ったり思わなかったり。