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第23話

複雑
家に帰り、部屋の棚に綺麗に


ファイリングしてる去年のお兄ちゃん達の試合


1枚のDVDをデッキに入れて


テレビの電源を付ける。


あなた

…これだ。

私は試合の度に、お兄ちゃんの全てを撮りたい


そう言ってお小遣いで、ビデオカメラを買い


毎試合録画をしていた。


バレー興味があったわけでないから、

ほぼお兄ちゃんの動きしかないけど、


兄がブロックするその時に映る烏野の選手


あなた

旭さん。

何度も何度もボールを呼び


それを止める兄。
私はテレビの電源を落とす。
なんだろうこの気持ち。


私はマネージャーをしてていいのだろうか。


たしかに、少し前までは伊達工の人間だったけど。


今の私は烏野を1番に応援している。


でも、それが伝わらなかったら。


私は本当のことを言うことが怖くなった。



ーーーーーーーー


次の日の午後練前。


潔子さんと更衣室で着替えていると、


清水
あなたちゃん。何かあった?
あなた

え、いえ、何も!

清水
本当に?
そう言ってお美しいお顔が


近付いてくる。


うぅ。
あなた

…あの、旭先輩と西谷先輩の原因って
やっぱり伊達工との試合ですか?

私が言うと、先輩は少し目を開いたが

普段の表情にすぐ戻し頷いた。
あなた

…私が、マネージャーっぽい事をしてた事は
潔子先輩に話したと思うんですが、
それ、伊達工業なんです。

あなた

私は、旭先輩を苦しめたブロッカーの
青根高伸の妹です。

私の方を真っ直ぐ見てくれる潔子先輩
あなた

もちろん今は、
烏野を1番に応援していますし
それは揺るがないです。でも、

あなた

旭先輩や、西谷先輩達にどう接していいか
悩んでいます。。

潔子先輩は私の両手をギュッと

優しく握りしめ真っ直ぐ見つめてくる。
清水
…二人とも、きっと大丈夫。
あなたちゃんのこと、
わかってくれると思う。
清水
話してくれてありがとう。
そう言ってニッコリと笑ってくれた。
清水
…さぁ、今日も頑張ろう。
いつも通り、に振舞ってくれる


潔子先輩は本当に優しい、



私も誰かに話せて、少し気持ちが落ち着いた
あなた

はい!先輩ドリンクホルダーお持ちします!

私は潔子さんの後ろへついて行き、


更衣室のドアを閉めた。