天堂side__
思っていた何倍も早く、志帆さんは回復に向かっていた。
このままで行けばあと1ヶ月もしたら退院できるかもしれない。
"えぇ、また検査するの?"
「退院まであと少しです。」
"こら志帆、ずべこべ言ってないで検査行ってきな。"
"は〜い…"
手術後の体の状態を診ないといけないため、志帆さんは沢山の検査を沢山しなければならないのだ。
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志帆さんの検査結果は異常なしだった。
"本当?!良かったぁ…"
"退院はいつぐらいなの?"
「このまま行けば1ヶ月後には退院できますよ。」
"本当?もうすぐじゃん!"
"浬、本当ありがとね。"
「いえいえ、退院まで一緒に頑張りましょう。」
志帆さんの日常が戻るまであと1ヶ月。
俺と七瀬の日常が戻るのもあと1ヶ月後だ。
今はただ、志帆さんの完璧な回復を祈るのみ。
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携帯の容量がヤバいのでフォロバ目当ての方やこの人絶対恋つづ小説興味ないやんって方はフォロー外させてもらいます👊🏻
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。