るぅとside
あぁ、いっちゃったな,,,
ガチャッ(家を出てく音)
テクテク
これからどうしようかなぁ
もう疲れたし、することもないな
いっそのこと死んでしまうか。
せっかくならキレイなところにいこう
そうだ,,,前にころちゃんにつれてってもらったキレイな海が見えるところ
よし、あそこにしよう。
ころんside
そういって家をでてく彼
僕は、僕達はそれを呆然と眺めてることしかできなかった。
驚くひと、自分の行動に後悔するひと、きずけなかったことに自責するひと
僕は何も考えることができなくて、
僕は彼が好きだった。
何事も真面目で一生懸命に取り組んでなんでも出来るのにちょっと抜けてて、でもそんなところがすっごく可愛い昔から僕のことを先生なんていって慕ってくれた最年少の僕の後輩。
そんな彼がそんなに溜め込んでたなんて,,,
誰のせい?アンチのせい?メンバーのせい?それとも,,,
僕のせい???
どうしよう,,,僕のせいでるぅとくんが、
違う。今はそんなこといってる場合じゃない。今すぐあのバカを見つけないと!!
るぅとくんがいきそうなところ,,,
あ!もしかして,,,
あの海岸,,,
前にるぅとくんをつれてった僕の人気はないけど綺麗な海岸,,,
あそこか?いやけどもし違ったら?
そんなこと考えてらんない!いこう!
るぅとsibe
ザーザーザーザッザッ
ついた,,,
相変わらずキレイだな
チャプン(海水に足を入れる)
結構冷たい、けど
これで楽になれる。
今まで楽しかったなぁ,,,
来世は幸せになれるのかなぁ
そんなこと考えてたらもう首元まで海水が、
これで楽になれる。そう思ったのに、、
あぁ,,,なんで今来るのかなぁ
バチャッジャバッ
ころちゃんは濡れるのもお構いなしに海に入ってきて僕の手を引っ張る
本当かはわかんないけど、まだ僕のこと捨てないでくれる?好きだよって言ってくれる?なら、、、
ギュッ(ころちゃんがるぅとくんに抱き着く)
懐かしいな,,,
僕はちゃんと愛されてたみたい。
、
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。