明日人はバスの階段を下る、と、
目の前に大きな建物が建っていた。
ここは河口湖スポーツセンター。
イナズマジャパンのキャンプ場所だ。
周りは森で囲まれていて、空気がとても綺麗で気持ちが良い。
そして少し離れたところには威厳がある富士山がそびえ立っている。
すると、景色をうっとりと眺めている明日人の方に足音が近ずいてくる。
一星だった____
バスで話しかけようと思っていた、青がみの少年____
明日人は歩み寄った。
そして話しかける。
君だろ、海外から参加した代表選手って!
俺、稲森明日人。よろしく!
すると、青髪の少年が振り向いた。
そして、明日人が差し出した手を握り返してこういった。
あ、挨拶が遅れました。一星充です。
ロシアでサッカーをしていました。
すると氷浦が話の輪に入ってくる。
ロシアか。サッカーがすごく強い国だよね!
はい。僕はまだまだですが・・・
海外経験を買われて選ばれたみたいですね。
明日人は力強く返した。
そっか、一緒に頑張ろう!!
はい!よろしくお願いします!
一星が深く、お辞儀をした。
明日人はその誠実な態度に、好印象を持った。
しかし、彼らはまだ知らなかった_____
彼の秘密を______
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