俺は円堂守。イナズマジャパンのキャプテン。
土砂降りの中、道に迷ってしまった・・・
はっきり言って
なんせ道は夜なので真っ暗、
おまけに雨でさらに見えなくなっており
足元はぬかっており
濡れるし
迷ったし・・・
円堂は覚悟を決めた
さすがは円堂守。
こんなところでくじけるような男ではないのだ。
円堂はどんどん前へ進んでいった________
☆
しばらく歩くと雨が止み始めていた。
月明かりが雲の隙間から差し込み、辺りを照らし始めてくれたおかげで
視界も開けていく。
円堂が前を見据えた、
その時だった____________
ドサッ
円堂が勢いよく顔を上げた先には____少女が倒れ込んでいた。
円堂はすかさず駆け寄った。
傘を放り出したせいで、冷たい雨粒が頬を伝う。
そして彼女との距離を詰め、少女を抱きかかえて揺さぶった。
円堂が少女のほおを叩き始めたその時だった____
少女が反応した____!
そして目を開けた!!!
すると少女は虚ろな目で答える
円堂はそれに応じた。
バタンッ
見ると少女はまた気を失っていた。
もう雨は止んだ。
円堂は宿舎に帰れる道を探し、目星をつけた後、彼女を抱きかかえ
道を歩いていった_________
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!