調理実習
いただきます
調理実習で作ったのは、パフェ、クレープ、スイートポテト、カップケーキ
沙耶、夢乃、藤井君はクレープを作りました
(・u ・)ŧ‹”ŧ‹”
美味しい~
(・u ・)ŧ‹”ŧ‹”
付いてるよ
やめてくれよ/////
はぁ…
(・u ・)ŧ‹”ŧ‹”
もし…那須君が居たらな…
💭💭💭
沙耶…付いてる…
あ、ありがとう…/////
💭💭💭
(なんて事になってたのに…)
沙耶?大丈夫か?
あっ、うん…
やっぱ那須君がいないからかな
那須もクレープ作るチームに入ってたからな
うん…
どっかの誰かさんのせいでしょ
はぁ…
(・u ・)ŧ‹”ŧ‹”
先生、持ち帰りってOKですか?
はい
やった!
那須君にも食べてもらえたらな…
病院にお見舞いに行こうよ
うん…
昼食時
調理実習の次に弁当はキツくね?
ほんと…
(・u ・)ŧ‹”ŧ‹”
なんで沙耶は食えんの…?
クレープ、ちょっとしか食べてないし
そっか…
直樹も行く?那須君のお見舞い
ごめん、俺今日ダンス部なんだよ
あっそうなんだ
那須にこれ…
ん…?
手紙書いたんだ、渡しといてくれる?
うん
直樹にしては珍しいね、手紙書くなんて
う、うるせぇよ…/////
可愛い
なんだよ笑
えー?
ごちそうさま…
バタン
沙耶ー?
行っちゃったね…
やっぱ那須がいないから、元気がないんだな
うん
直樹さ、今日のダンス部、必ず行かなきゃダメなの?
ああ、なんか文化祭のダンスを踊らなきゃいけないから…
そっか、頑張ってね
夢乃、見に来てくれない?
なんで?
いや…ちょっとでも観客が増えればなって…
直樹に観客は十分居るでしょ?
いや、お前がいなきゃ意味がないんだよ
直樹…
わかった…
結局沙耶は1人で病院に行き…
…那須君
(ペラ…ペラ…)
(ポンポン)
沙耶…来てくれたんだ…
(今日調理実習があったの知ってる?)
(。_。`)コク
(これ、作ったから食べて)
ありがとう…
(大丈夫?)
(。_。`)コク
(那須君、藤井君が那須君に手紙を書いたって…)
藤井君…が…?
(うん)
後で…読むよ…
ありがとう…
(私、帰るね)
待って…沙耶…
ん?
わざわざ…お見舞いに来てくれて…ありがとう…
(いいよ、お大事にね)
(。_。`)コク
(じゃあね)
ありがとう…沙耶…
(カーテンが閉まる)
藤井君…どんな手紙を…書いてくれたんだろ…
(ペラ…ペラ…)
『那須へ…初めて…』
『初めてお前に手紙を書くけど、なんか不思議な気持ちで書いてます。那須はいつから聴覚障害になったのかが、知りたいです。なんだか病気持ちで、いじめを受けている友達を見たのは、那須が初めてです。こんな友達が可哀想で、仕方ありません。』
『那須は将来、お父さんみたいになりたいって言ってたよね、その夢応援するから、頑張ってね。いつか耳が治って、那須と会話が出来る頃には、俺ら大学生になってるよな。お互い頑張って来た道を進んで、いつか自分の道に進んで行ければなと思います。』
『長文になっちゃったけど、俺は那須の耳が治ることを願ってます。一生友達で居ような。いつかは、親友になろうな!直樹より』
藤井君…(泣)
うん…そうだね…(泣)
親友に…なれたらいいね…(泣)
感動する文だね🥺
終わり
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