ドレスなんて買えるお金もなく
悩み悩んだ末
こんな格好に、、
いつもより、おしゃれだけど
パーティじゃあ目立たない
そんなことを考えながら
パーティ会場に着いてしまう
ビックリするぐらい大きくて
足がすくむ
当選が発表された日から
あまり実感が湧いていない
食欲もなくて今はガリガリ
すると後ろから声をかけられた
あなたはその子の顔とドレスを
2度見する
初めての友達
それにしても綺麗なドレスに
綺麗な顔だな(´-`)
美桜ちゃんと友達にもなれて
嬉しいことはそう続くことは無かった
A「何あの子、場違いじゃない」
B「ヤバすぎ」
C「何あれ、ワンピース」
私が会場に入ると
ドレスのおば、、
お姉さん達が何か言っている
私はもう慣れてたからいいんだけど
机の上には美味しそうなものがたくあって
もう料理にしか目が行かない
そんな時だった
わあっ
誰かに足を引っ掛けられ
私はド派手に倒れ込む
初めてのヒールで
足をくじいてしまった
周りから笑われ
悪口を言われる
恥よりも悔しさの方があった
「大丈夫ですか?」
私は後ろから声をかけられた
周りの女子は
キャーキャー叫んでる
前から手が伸びる
私は手を取ろうとするが
足をくじき立てない
最近食欲も無く食べてなかった、、
このタイミングで貧血になって倒れた
そのあとの記憶はない
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!