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第1話

プロローグ
72
2021/04/11 16:42
.








その日、あなたはいつも以上の笑顔で女学校を出ていく。



なせしろ明日は.....









モブ1
モブ1
さようなら
モブ2
モブ2
さようなら、また明日
モブ1
モブ1
さようなら゛親指姫"
モブ3
モブ3
親指姫さん、明日は゛お誕生日”でしょう?贈り物を用意して居るからね
モブ2
モブ2
うふふ
あなた

...............











そう明日はあなたの16歳の誕生日。



(名前)は背が異常に低く周りから『親指姫』と呼ばれていた。









家に帰ろう









~街中~









モブ1
モブ1
よう、親指姫ちゃん女学校にはもう慣れたかい?
あなた

はい、もう慣れました

モブ1
モブ1
君の所は兄1人妹1人なんだからよぅく勉強して、良い家に稼いでお兄さん楽をさせてやるんだせ
酒屋のおじさんは私にそう話した。


そう私の家は裕福でなく貧民の人間、両親は病気で亡くなり兄さんが私を育てくれた。









モブ2
モブ2
よう、親指姫!!今 学校の帰りかい?
あなた

はい

モブ2
モブ2
勉強熱心なのは良いがお兄さんに心配かけるんじゃないぜ早く帰ってやりなよ
あなた

わかりました

モブ2
モブ2
最近、近くの村で年頃の娘が何人も行方知れずになってるって噂も有るからなあー
あなた

...............

モブ2
モブ2
ああ、そうだ、今朝信州から良い林檎が届いたんだよ

親孝行の親指姫にだけ特別だ、好きなだけ持って帰って良いぜ
あなた

ありがとう











そう言って私はリンゴを1つ手に取った








モブ2
モブ2
遠慮しなくてもいいのに!ほら一番良い林檎だよ










おじさんは一番良い林檎1個を手に取って家に向かった。



その最中








モブ2
モブ2
そういえば今朝其処の神社にバンカラ風の男が来て居たんですって
モブ1
モブ1
バンカラ風の男?確か近所じゃ見ないわよねえ
モブ2
モブ2
でしょう?だから一度見てみたかったなあ.....なんて思ってね
モブ1
モブ1
もう貴方って本当に流行りものが好きねえ
モブ2
モブ2
だって.....うふふふふ
モブ1
モブ1
あ!親指姫!!
モブ2
モブ2
今学校帰り?いいな~私もお父さんに頼んで女学校に通ってみたいな!!
モブ1
モブ1
無理に決まってるでしょ?女学校なんてお金持ちしかいけないよ
あなた

...............











あなたは学校に行きたがる少女たちの話を聞いていた。









~神社~









明日は私の誕生日、記念に神社にお参りをしよう









(カラカララララララ









鐘の音が綺麗な夕焼けに向かって響き渡る。


お参り終わったあなたは家に帰る









~家~









小澤雄太
小澤雄太
おかえりあなた
あなた

ただいま

家に帰ったらお兄ちゃんがご飯の支度をしていた










あなた

あのね、いつもの八百屋さんの主人からリンゴをもらったの

小澤雄太
小澤雄太
1個だけなら、あなたが食べていいよ俺の分は良いからさ
あなた

わかった

小澤雄太
小澤雄太
今から夕食の支度するから今日は何時も通り粗末な物しかないけれど


明日はあなたの誕生日だからね、何か食べたい物があればお言い


いつもの何時もの香草茶も、用意するから
あなた

うん!!ありがとう兄さん!!











粗末なご飯に小さくてぼろい家.....






きっとかわいそうだと思われるけど.......私は家族とこうして過ごせる時間が大好き....





この日は、いつも通りご飯を食べて眠りついた......









.








.








.








.








.








その日が゛私の運命"が大きく変わるとは思いもしなかった。









~夜中~








なんだか熱い、何故か身動きが取れない









母
噂通り.....美しい娘だね


お前を私の息子の嫁にしてやる、もう此処には居られないだろう?さあおいで










そのまま私は連れて行かれてしまった.....






お兄ちゃんは......?お兄ちゃんはどこにいるの......?







わかっていることは.......家が燃えてしまっていることだけ.....