昨日、廉くんと勉強会でカフェへいった
そこには、りんちゃんの姿があった
廉くんは、守ってくれた
その優しさが、うれしくて
堪らなかった
その瞬間からなる鼓動がなんなのかあたしには分からなかった
廉くんは、言って欲しい!
って言ってくれるけど……
あたしの、よくわかんない感情伝えるのも恥ずかしい話だし
最初に、若菜ちゃんに相談することを決めた
学校の中休みで、あたしは相談した
そ、そう言われても……
そう言われてみれば……
すごく寂しい……
いつも隣に居るのに……
今はいない
どこからかひょっこり顔を出すことないかなと期待をしている自分がいる
そう話している時
廉くんが顔を出した
なんだろう、この気持ち
やっと言えたという達成感?
緊張が、ほぐれていく
この、会話が大好きだ
これが恋なんだね。
誰かの隣にいるということがこんなにも幸せなだね
だけど、今まで彼氏いなかったからほんの少しの違和感がある
これからの生活がどうなるかさぇわからない
だけど、好きな人がいるだけで何故かなんでもない日でも綺麗で楽しくなる
それが、恋……?
と帰りながら思っていたとき
このたわいもない会話が楽しくって幸せだ
この感情が、想ってるって証なのかな
全く……
この会話が、本当に楽しくって幸せで仕方が無い
何が本物の幸せか。なんてあたしには分かんナけど、,当たり前“だと思ってしまうぐらい自分の隣に大切な誰かがいることが幸せなのかな
本当の答えなんてわからないけど……
人を好きになって初めて知った
愛するということを……
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。