☆長い間更新していなくてすみません……🙏💦


また少しずつ進めていこうと思います✨


あんまりにも長い間開けすぎてきたので、STORY繋がっていなかったらすいません💦

私と母は、幼い頃からずっと父に虐待を受けていた


そんな真っ暗で恐怖しかないあたしの世界を明るく照らしてくれたのは、こんな私をこの場所から救って入れたのは、廉くん。あなたでした。

記者会見の日、あたしの視界には父が写った




あたしの人生の中で会いたくない人だ



最悪だと思った。


あたしの中で、その瞬間止まってしまった時間を進めてくれたのは……どんな瞬間でも……。


あたしの時間を勧めてくれるのは一人しかいない

その、優しいたった一言の『大丈夫？』って心配の声がとてつもなく嬉しかった

気づけばあたしは、泣いていた……

どうしよう……。涙が止まらない……。



耐えなきゃ  


泣き止まなくちゃ

笑わなくちゃ……！そう思うのに……

いつだって感情はワガママなんだ

その言葉が嬉しくて、優しくてあたしは全てを話した




あたしの秘密の全てを……

その時あたしは、何故か後悔した。



なぜ早く言わなかったんだろう？


この人なら受け止めてくれるって分かっていたのに何故……。


若菜も、きっとわかってくれる。こんな優しい2人になぜあたしは嘘を突き通そうとしたんだろう……

あんなにもずっと重たい荷物を、下ろすことも出来ずにただ必死にかかえて生きていつでも必死だったのに

あたしは、荷物の軽さを知らなかったんだ……

1人で持つ荷物より、2人で持つ荷物の方がかるくて



安らぐことを

そんな自分が情けなくて、どうしようも無くて


ただ俯くことしか出来なかったあたしに廉ふと口を開き言ってくれた

その言葉が嬉しくて、あたしは情けない後悔の涙を

拭い『嬉し涙』へと変わっていった

その日あたしは、ずっと泣いていた

2人の優しさに、あたしは救われた



だから今度あたしが母を救う番だ

2人があたしをこの場所から救ってくれたのと同じように……

辛いし苦しいけれど、どうしても向き合わきゃいけない現実なら事実なら、いつまでも逃げてたってどこにも行けない

あたしはずっと、逃げてばかりだった



父からずっと逃げてきた。


この街に来た理由も『逃げ』からだった。

だけど、廉くんが言ってくれたようにこんな私と向き合って一緒に背負う！って言ってくれたようにあたしも、大切な人のために母の為に




向き合わなくちゃ

そうしてあたしは、若菜と廉くんとで母に会いに行った

会話が弾みながら、街を歩く

いつも暗かった景色に綺麗に耀く街灯があたしたちを照らす