第3話

奇跡の勇者?!
僕が手を近づけると、水晶玉はすぐ光った。
いつの間にか虹がそこには出来ていた。
その光は透明だった。
そして薄い。
侍女A
これは……
侍女A
はっ、少しここでお待ちください。
これはもしかして、主人公補正のチート能力か……
侍女A
ゆ、勇者様は全ての魔法に適性があり、また、何か特別な何かを秘めています。
侍女A
これから訓練をしていくうちに真の力に目覚めると思われます。
侍女A
とりあえず、今日はおつかれだと思うので
ただいま部屋にご案内します。どーぞこちらへ。
ありがとうございます…………。
僕は言われるがままついて行った。
侍女A
こちらです。
着いた部屋に入ってみるとそこは
広!眩し!豪華!
侍女A
満足いただけたのなら嬉しいです。
侍女A
それでは明日の朝、起こしに参りますので、それまでごゆっくりください。
ガタンッ
扉が閉められた。
はあ……。
魔法って存在したのか
しかも全部に適性がある……
それにしても、出来すぎにも程がある。
これも全て主人公補正ってやつか……HAHAw
明日から魔法ってやつがなんなやつなのか教えてもらえばいいかな。
寝て起きたら夢でした〜なんてことかもしれないし、
寝るとするか。
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王様
しかし、彼は古代語を喋るのだな。
リオン
そうですね。
リオン
それなら、未だに解読されていない封印の言葉が読めるかもしれない。
王様
その通りだ。これは我が国にとって今日と出るか吉と出るか。考えどころだな。
王様
そして、彼には全ての魔法に適性があるらしい。
リオン
そんな、全ての魔法に……
王様
人は必ずしもひとつの魔法の適性しかない訳では無い。
王様
けれど、適性が多ければ多いほど寿命も短くなる。
王様
我が知ってる中では5つの適性で“3年”
王様
8つのなるとどうなるか。
リオン
まだ彼には黙っておくべきでしょうか?
王様
…………そうじゃな。
王様
ほんとに彼には悪い事をした。
リオン
いいえ、彼も向こうの世界には満足していなかったはず。
リオン
帰りたい。という素振りが一切なかったですもの。
リオン
彼の気持ちを優先して考えていくのが彼にできる最大の配慮でしょう。
王様
そうだな。我らも寝るとするか。
リオン
そうですね。“お父様”。
コンコン
侍女A
勇者様。朝になりました。
はーい。
侍女A
それでは準備が終わったらお呼びくださいませ。
………………
………………
あれ、どうすれば
あ、服だ
あまり慣れない着心地だった。
準備出来ました。
侍女A
それでは入りますね。
侍女A
失礼します。
侍女A
それでは私に着いてきてください。
そして案内されたのはとても広い空間だった。