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第1話

変わらない日常
これはどこにでも居そうな


けれどちょっと変わってて



“個性”が目立つ高校2年生の




漫画の世界に憧れた男のお話。
???
自分の“個性”のことに頭を抱えていた
傍から見れば凡人な彼。
???
この世界では人1人の全盛期の物語が示してある。
???
そしてこれが彼の全盛期が書かれている本。
???
早速見ていきましょう。
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おはよう。
教室に入ってく僕への視線は冷たい。
クラスメイトA
来たよ“障害者”😂
クラスメイトA
ほら、いつもの言ってみろよ。
「僕は●●のない不良品です。」って
クラスメイトA
「人として恥ずかしい存在です。」ってさ
…………
僕は無視をして自分の席へ向かった。
それが気に入らなかったのか
Aは
ガタンッ
僕の胸倉を掴んだ。
クラスメイトA
おい。なんで無視してんだよ。
お前いつからそんな偉くなったんだ?ん?
●●のないお前なんか構ってくれるやつなんて居ないんだよ。
今は俺様が“構って”あげてるんだ。
そこの所少し考えた方がいいんじゃないか?
“障害者”
…………
クラスメイトA
無視すんなよ!
ガタンガタンガタン
僕はみんながいる机の方へ飛ばされた。
痛い。
クラスメイトA
ふんっ
クラスメイトは誰として助けようとしない、
見向きもしない
これがここの“普通”なんだから
そして僕は完全に孤立した。
Aもいなくなった今
僕に話しかけるやつはいなくなった。
悲しい?
嬉しい?
僕には分からない。
ただひとつ言えることは
“解放された感動”
これだけかな。
僕はみんなとは違うところがある。
あるけど、1人の人間。
差別なんてあってはいけないと思うんだ。
心のどこかでは悲しいと思ってるのかもね。
人間は落ちこぼれた。
キーンコーンカーンコーン
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体育の先生
神林。次の体育どっちだっけ?
(神林……か)
女子です。
体育の先生
分かった。早く着替えて体育館に行くように。
はい。
僕は神林 涼。苗字で呼ばれることなんて……ほとんどない。
“障害者”。こう呼ばれることしかない。
僕の欠けてるモノ何かわかったよね。
僕には



















性別がない。
???
俗に言うXジェンダー。
???
それが彼が背負った“個性”。
???
ホントは隠すつもりだった。
???
ある事が原因でみんなにバレたんだ。
???
彼は男子を名乗った。
???
女子を名乗れば良かったものを。
???
すぐバレたんだ。
???
それもそのはず
???
だってアレがついてない。
???
それを見られたんだ…………。
???
おっと、少し話しすぎたね。
???
次のお話に行こうか。