『もう……こんな』
私の秘部に指先をちょんっと当てて指先についた私の愛液を見る。
『キスしただけなのにもうこんな濡れてるの?』
「ぅ、」
『どんどん流れてくるけど、興奮してる?』
「そんなことっ、ん、っ、 」
ナムジュンさんの人差し指が中に入ってくる。
「……あっ、」
『ここがい?』
「は、い、……んっ、」
私にペースを合わせながら人差し指を動かす。
「んあっ!?」
一気に指が2本入ってきて、腰が浮く。
「ぁぁあ、ら、め あっ、イクっ」
出し入れをするだけでなく、ちょうどいい所でクイッと指を折り曲げるから、私の体は反応してばかりだった。
「イッ……、くっ!」
「っぁあ!」
部屋に響いていた水温は消え、
『また今度入れてあげるね、』
と優しい笑顔で部屋をあとにした。
ナムジュンさんは自分の欲を満たすだけじゃなくて、お互いの快感を求める感じの行為をする。
個人的にナムジュンさんとの行為は好き。時々Sになる時もあるけど、それはそれで興奮する。
私も服を着て部屋をあとにする。
次の人との快感を楽しみにしながら。
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。