みんながユンギいいよ、行ってきなと言われてノリできてしまった……
「失礼しまs『こっちこい』
ユンギさんが座っているベッドへ行くといきなり深く甘いキスが降り注ぎ、慣れたように体を這うユンギさんの手がもどかしくて
「んっ、ユンギさ、、っ、ぁ…」
『フッ、もどかしい?』
はい以外の返事は許さないというような手付きに素直に頷けばより一層不敵な笑みを浮かべ、ゆっくり時間をかけて服を剥がしていく。
わざと、確実にわざと時間をかけて服を脱がすユンギさんに
「も、はゃく、っ」
なんて言ってしまったのが間違いだった。
『へぇ、俺に指図すんの?随分なご身分ですね、お姫様』
そう言えばいつの間にかブラまで脱がされてて、ピンッと主張する胸の飾りを指で摘まれ、転がされる。
縋るようにユンギさんの首に腕を回す。
引き寄せられたユンギさんの唇はまた私の唇を捉え、いつの間にかズボンの中に入ってきた手はショーツの上から蕾を刺激してくる。
「んんっ、、んぁっ、あっ…、」
喘ぐことしか出来ない私を満足そうに見下ろして、ボタンの外れたズボンとショーツを脱がされる。
『あっちぃ』
なんて言いながらパーカーとTシャツを脱ぐユンギさんから目が逸らせなくて、服の上からじゃわからない割れた腹筋や真っ白な体に期待してしまう自分がいる。
それを見透かしたように
『フッ』
と鼻で笑われて羞恥で顔が赤くなる。
体中に降り注ぐ甘いキスに喘げば、ユンギさんの指が中に入ってくる。
「んあっ、ぁ、…ぁあッ、」
彼は気持ちのいいところを知っている。
指の第二関節から 第3関節まで入るとクイッと指を曲げて、繰り返してくる。
「あっ、……まっ、んぁぁあ!」
『っと、』
私の上がった腰をガっと押さえ付け、これまでかという程指の出し入れを行う
「だ、も、い、ィってるから、ぁあ!」
『まだ余裕だろ?』
クチュクチュと言う水音と、私の甘い声。
「入れてよ、ん、」
『今日はおあずけ、な』
と言って次を期待させる。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。