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第20話

19
あなた




       –ガチャー

あつむたちの部屋のドアを開けると、真っ暗だった。
そりゃそうか夜だもん。
僕は電気をつけて、ベッドに座った。
はぁ僕の話って何?何の話だよ…
もしかして______


あーもう心臓がどくどくする!早く来てよ!
この待ち時間が1番辛い。時計を見るとまだ1分しか経っていない。最低でも2人がくるまで20分はかかるだろうに。
そんな長い時間を僕は過ごした。








        –ガチャ–
ドアの音がしてバッとそこを見ると侑だけが立っていた。

 『あ、侑。治は?』

侑「あー今入っとる」

多分、治が来るまで何も話さないんだろう。

侑「…」


案の定、侑は話しかけてこない。
仕方ない僕が話しかけよ。

 『侑、話って何?』

侑「治が来てから話したる」

やっぱり

 「「…」」

気まずくはないけど暇だ。何か話そうよ!もう!1分が何分にも感じられる。
長い長い沈黙が続く中、僕は耐えた。




        –ガチャ–
治が入ってきた。
あードキドキする。はぁ〜疲れる。
治は隣に座って、侑はカーペットの上に座っている。シーンとした中、口を開いたのは治だった。







治「なぁあなた」

 『な、なに?』

治「俺らに何か隠しとるやろ」

え、あマズイ

 『え、か くして無いよ』

治「ほんまか?」

聞かないで、

 『う ん』

治「うそやろ」

 『嘘じゃ ない』

やめて

するといつの間にか僕の目からは大粒の涙が流れてきた。

侑「アホか!涙、流しとるやろ!」

 『聞かないで!』

侑「なんでや!」

 『心配するから!』

侑「じゃあ尚更やんか!」

 『いいから聞かないで!』

侑「それじゃあかん!」

 『これは僕が解決しなきゃいけない!僕が悪いんだ!侑と治には関係ない!』

侑「関係ある!」

 『どこがだよ!いいんだよ!心配するから!』



治「もうしとる!!!!」

 『な、んで』

なんで?

治「あなた言っとったやんか。3対3のサーブの時一人ぼっちに戻るみたいでって」

 『あ、、』

確かに言った
「一人ぼっちに戻るみたい」って
でもなんでそんなこと覚えてるの…
忘れてよ

治「何かあったらやろ!中学で。話せよ!そんなに頼りないか?!」

違う

 『違う!違うから…』

治「じゃあなんやねん」

 『心配させたくない!』

治「じゃぁ話してくれ」

 『あ、ぅ…』

治「お願いや…」

侑「辛いんやろ!」

なんで、なんでよ。本当に関係ないのに…

はぁー僕は良いようでしつこい親友を持ったみたいだな。


 『わかった話すよ。』