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第10話

 あなた






       –ストン–
アランくんからの攻撃だったからあまりうまくレシーブができなかった。
だってしょうがないでしょ!全国3本指だよ!上げただけでも凄くない?
でもなんとか侑と治がカバーをしてくれて、点を入れることができた。

次は治がサーブのようだ。これまた治もすごいサーブを打ってきて、角名くんがレシーブをしたがこっち側のチャンスボールとなった。
おっと、これは僕の出番じゃないですか?!!一発かましてやる!
僕は手合わせと同じように少し助走をつけ、思いっきり踏み込んで、飛んだ。
振り下ろす点にはボールがあって、

        ーバシンッ–

 『ヨッシャーイ!』

やっぱ侑のトスは気持ちよく打てな。

 『侑、ナイストス!いつもこのくらいでよろしく〜』

侑「オッケー。ほんまよう飛ぶな!びっくりするわ」

少し周りがざわざわしている。

ア「はーっ!?なんやねん今の!」

アランくんと北さんがびっくりしている。そりゃそうか、こんなチビがこんな飛んだらびっくりするだろうな。

 『これが俺の武器です!』

ア「なんや!チートか!」

実際いいところはこれくらいだ。後はブロックとかレシーブで頑張るしかない。さてここからが本番だ。がんばるぞー!

治「はる、次サーブだよな」

 『エッ、………えーーーーーっ!』

ちょっと待って!頑張るって言ったの宣言撤回!待って、待って、うーん…終わった

治「どうした?終わったって顔しとるけど」

 『さ、サーブがど、どしよう僕のサーブできない…』

侑「サーブが苦手なのは昔から変わらないよなw」

『ほんとに笑い事レベルじゃないから!もしかしたらコートに入らないかもしれないから!』

治「おぉそんなにか。じゃぁ覚悟しとくな」

 『よ、よろしく』

そう言って僕はサーブを打つ位置に立った。ここは嫌いだ。1人で戦っているように感じるから。 ピーッ サーブの笛の音が鳴った。平凡なサーブしか打てない僕はそのままボールを上げ、手のひらで打った。
無事コートの中に入ったが、相手に点をとられてしまった。

治「ほんとにサーブ苦手なんやな」

 『サーブってさぁ、なんか怖いじゃん。一人ぼっちに戻ったみたいで』

治「一人ぼっち?」

 『うん…あっ次始まるよ』

一人ぼっち、孤独それは僕の嫌いな言葉だ。
おっと今はバレーに集中!集中!


侑「アランくん本調子や無い」

 『エッそうなの?!』

侑「おん、多分だけど7、8割位だと思う」

 『まじかー』

ドンダケ強いんだ。

治「それにこれから点、取れるかわからんで」

 『そうだね角名君も僕のスパイク止めてるもん』

侑「どうしよか」

治「うーん」

 『侑はどこにでもトス、上げてくれるんだよね』