第8話
7
あなた
『よーし準備オッケー』
マネージャーがまだ来ていなかったのでネットを張り、ボールを出した。
侑「早速、手合わせしようか」
『うん、最初はまず飛んでみればいい?』
侑「おん、ネットの前で全力で飛んでー」
『オッケー、じゃあ行くよー』
3人の視線が僕に集まり少し空気が張り詰めている。そんな中、僕はコートの少し後ろから走り出してネットの前でキュッと止まり、踏み込んでドンッとなる音とともに思いっきり飛んだ。
その音が鳴った後にはシーンとしていた。
エッ僕、何かやらかした?!
そんなことを思っていると
侑「あなた……」
『えっと な、なんでしょう?』
侑、治「今のどうやったん!!?!!!」
息ぴったり、さすが双子だな
『えっ普通に飛んだだけだけど?』
治「確かにあなたは小さい頃からジャンプ力はあったけどここまでとは思わんやん!?」
『とっとにかく!この高さで一回合わせてみよ』
侑「お、おん」
『いくよー』
僕はまた同じように後ろに下がって、踏み込み飛んだ。ボールはきれいに僕の手にあたり、気持ちよく打つことができた。
『侑、やっぱコントロールすごいな!一発で合わせられたよ!』
侑、治、角「いやすごいのはあなただろ!!」
角「ここまでだったら俺ら負けるかもしれへんな...」
それはないでしょ!と思っていると体育館のドアが開いた。
北「ちゃんと準備終わっとるか」
侑「はい終わってますよ!」
北「よし、集合しよか」
全員「「はーい」」
稲荷崎は強豪だからかかなりの人数が集まった。周りをキョロキョロをしていると北さんに手招きをされ、僕は近くに行った
北「新しく入部する2年生の秋月あなたくんや。ポジションはミドルブロッカーや。一言どうぞ」
周りがざわざわする。そりゃそうだろこんなちびがミドルブロッカーだ。
てゆうか急に一言?!どうしよう。とにかく何か話そう
『えっと、秋月あなたです。これからよろしくお願いします』
パチパチパチ(拍手)
北「1年生は明日紹介するな。んで今日は…」
北さんが5分ぐらい話をして、僕らは向こうのコートで3対3をすることになった。
『侑、僕昔からだけどサーブは苦手だからよろしくね!』
侑「変わってないんやなw、じゃぁサーブは俺から行くで」
治、あなた「任せた!」
いよいよ稲荷崎高校でのはじめての練習だ。
活躍するぞ!
ーピーッー
サーブの笛が鳴り響いた
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どうもはるです!
男主君が日向君や星海君と設定が被ってしまってごめんなさい🙇♂️どうしてもこの設定にしたかったんです!
何かこう、主人公が特別っていいじゃないですか!ただの僕の意見ですけど…
こんなわがままにも付き合ってくれたらうれしいです。((なんか文章変じゃね?まいっか
これからもどうぞよろしくお願いします!