第8話

感謝。
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2018/02/28 03:32






あれから3ヶ月がたった。



連とも喋らなくなった。

ただただ時間がたつだけだった。



連との事はもうなにも言われなくなった

でも相変わらず

男子には冷たい目で見られる



のと



1部の女子に

調子のってる とか

まぁ、ざまぁだよね とか

言われる事もある





気にしないって思ってても

気にしちゃうんだよね・・・笑



結構毎日傷ついてる笑





だけど、そんなのに負けちゃ

ダメだよねって思って

みんなにも助けてもらいながら

毎日を過ごしてる



ほんとにあの3人に出会えて

よかった。

っていつものように思ってます笑





ありがとうしか言えないよ。。。





今日もただ時間がたってくだけ

いつもと同じ



学校が終わった





みんなと帰ろ。





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あれ?

お父さんも帰ってきてる!

めずらしいな・・・



なんだろ??




恋羽
ただいま〜
今日お父さん速いね!
なんかあったのーー??笑
お母さん
あぁ、恋羽おかえりー
ちょっとこっちきてくれない?
恋羽
う、うん
恋羽
どしたの?
お母さん
あのね、よく聞いてね
お父さん
お父さん、仕事の都合で東京に行かなくてはいけなくなった。
ここに戻ってこれるかも、なにもわからないんだ。
まだ恋羽は中学生だし、ひとり暮らしって訳にも行かないんだ・・・
お母さん
親戚も近くにいないから、残す訳にはいけないのよ・・・。
お母さんもお父さんと行くわ。
どう・・・?一緒に行くわよね?
お父さん
本当に勝手で申し訳ないと思っている。
恋羽、ごめんな・・・
恋羽
え・・・






うそでしょ?

え?





まって、頭の整理ができない・・・




でも、とりあえず

私だけがここに残る訳には

いかないって事・・・だよね?




って事はもう

夏にも うらんにも 美琴にも 連にも

会えなくなるってこと・・・?




行くしかないことはわかってるんだけど・・・

やだな・・・。





恋羽
ごめん・・・。
頭の整理ができないから、ちょっと整理させて。。
とりあえずお風呂、入ってくる
お父さん
そう、だよな
お母さん
ゆっくり考えてきなさい
恋羽
うん






ジャーー





あーあ、そーなんだ。。

まだ受け入れられないよ・・・






でも、もう連の事で

悩まなく無くなるし

学校でも悲しい思いはしないんだよね。。






でもみんなと離れるのは嫌・・・だし・・・

でもそんなワガママは言えない

やっぱ行くしかないんだ。。






きっとそれが私の運命なんだよ

きっと






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