連side☆*:
ほんと、わかんねぇ
あいつは・・・
もう、ここにはいない。。
そんなんでどーしたいとかあんのか・・・?
ならいっそもういいよ。
なにも考えたくない。。
でも、きっと
俺があいつを忘れる日はないと思う。
そう思った。
心に空いていた穴が
ポッカりと また空けられたみたいだった。
・・・俺・・・に?
渡したい物?
そんなの・・・俺になんか・・・
俺になんか、ないはずだろ?
何が書いてあんだ・・・?
もうあの事は忘れて、とか
もう顔も見たくない、とか・・・なのか?
そんなもん見たくも何ともねーよ。。
でも。。
気になるんだよな・・・。
ほんと、俺が何をしたいのかが
きっと俺が1番わかってねーんだな。
その前に、3人に伝えなくちゃ・・・。。
あぁ、昼休み
来て欲しいけど、来て欲しくもない。。
怖い。。な・・・。
うらんside☆*:
まだ現実が受け入れられない。。
受け入れられる2人・・・は
いや、3人・・・か。
・・・すごいと思う・・・。
なんで恋羽は相談してくれなかったの・・・?
悲しいな・・・。。
おまけに連のせいで
恋羽の人生くるったのにさ
連にも書けるの?
私は手紙なんかいらない・・・。
ただ、ただ恋羽に戻ってきて欲しい。。
時間が戻るのなら
戻してまた恋羽と、2人と・・・
笑顔で毎日を送りたい。。
恋羽は、きっと1人で悩んだんだろうな。。
ほんと、恋羽は強いよ。。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!