連side☆*:
キーンコーンカーンコーン
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クラスのみんなへ
今までありがとうございました。
急な親の事情で東京に行く事になりました。
黙っててすみません。
私はこのクラスでよかったと思います。
心から、そう思えます。
毎日が楽しかったです。。
LINEでも、なんでもまってます。
これからも、よろしくね?笑
私の事が嫌いな人、
私と仲良くしてくれた人、
先生、
本当に本当に、ありがとうございました!
(時間なくて😅短くてすみません。。)
中村 恋羽
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は?
なんだよあいつ、急に。。
あいつ。。
絶対楽しくなかっただろ・・・?
何言ってんだよ
俺は、あいつに告られてから
このクラスは楽しくもなんともねーよ
まじガキだと思ってたよ
それでよくそんなこと言えたな。。
・・・本当につえーな
俺が笑顔にさせたかった
なにもあいつに伝えられてねぇ
俺は。。
これからどーしていけばいいって言うんだよ
戻ってこいよ。。
いいなんて・・・
1ミリも思ってねーよ・・・
でも・・・これが運命なんだよ。。
俺は・・・
俺はどうしたいんだ?
中村が好きって
俺が言ったところで何になる?
・・・てか俺の事
もう嫌いかもしれないじゃん。
しかももう4ヶ月もたつのに
今更告白の返事?
ふつーにあきれられてるだろうし
俺への好意は消えたんじゃねーか?
両思いだった
「だった」だけなんだよ
告白の返事して
まずどうしろってなるよな
返事をするって
どうやってするんだ?
あわせる顔もねーのに
なんて言うんだ?
そーいえば、あいつに
あやまれてもねーよ・・・。。
あーーーー!
もーわかんねーーーーよ・・・
結局
俺が1番ガキなんだよ。。
俺は。。
1体何がしたいんだ・・・?
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。