第34話

𖤣𖤥𖠿𖤣𖤥 34
7,099
2020/12/30 01:42
全ての撮影を終えて菜乃のところに戻ると、近藤さんの腕の中で気持ち良さそうに眠っていた。
孤爪 研磨
孤爪 研磨
すみません、菜乃寝ちゃったみたいで
夢主
夢主
ご迷惑おかけしました
近藤 美都
近藤 美都
いいんですよ、お気になさらず
お父さんとお母さんもお仕事ですから
孤爪 研磨
孤爪 研磨
結構泣きましたか?
近藤 美都
近藤 美都
あのあとすぐ寝てくれましたよ
夢主
夢主
そうですか…
なら良かったです
彼女が近藤さんから菜乃を受け取ると、ママだって分かったのかゆっくりと目を開けた。
そして、目に涙を溜めたかと思えば泣き出した。
孤爪 菜乃
孤爪 菜乃
うわぁぁぁぁん…うわぁぁぁぁん…
夢主
夢主
菜乃、ママとパパ帰ってきたよ
孤爪 研磨
孤爪 研磨
すごい泣きようだね
孤爪 菜乃
孤爪 菜乃
やぁぁぁぁっ…まぁっ…
夢主
夢主
よしよし…寂しかったね
近藤 美都
近藤 美都
それじゃあ、次の撮影日程はまたLINEしますね
孤爪 研磨
孤爪 研磨
はい、お願いします
カメラマン
カメラマン
お疲れ様でした!
菜乃ちゃんバイバイ!
夢主
夢主
ありがとうございました
未だに泣きじゃくっている菜乃をあやしながら車に戻り、チャイルドシートに座らせようとしたらもっと泣かれた。
おっぱいかなって思ったらやっぱりそうらしく、菜乃が彼女の胸元をトントンしていた。
夢主
夢主
菜乃は寂しい時絶対おっぱいだからね
孤爪 研磨
孤爪 研磨
最近よくトントンするもんね
夢主
夢主
早く出せって泣きながらね笑
孤爪 菜乃
孤爪 菜乃
グスッ…ヒック…んぐんぐ…
孤爪 研磨
孤爪 研磨
すごい勢いで吸ってる…
夢主
夢主
よっぽど寂しかったんだろうね
一生懸命おっぱいを飲む菜乃を見守りながら、彼女と顔を見合わせて微笑んだ。

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