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2021/07/21

第2話

🕊𓈒 𓂂𓏸
ー星麗sideー



屋上で...






星が輝く空を数分見つめて君は口を開いた。




唯月(ゆづき)
さよなら((ニコッ




その言葉を残して君はこの世界を去った。

私はただただ涙を零すだけだった。



悔しかった。






目の前で人が消えた。


悩んでいたことを知っていた。





苦しんでいたことを知っていた。


なのに...何も出来なかった。





自分が不幸になるのが怖くて...




動けなかった。



その癖今は、泣いてる。


そんな自分が情けなくて...





また泣いた。













星羅(せいら)
お願い...唯月...帰ってきてッ...

それから毎日ベランダに来てこんなことを言ってから寝る。



でも、返事も無ければ

帰ってくることもない。


だけど、そんなのは、当たり前。

君は幽霊になったのだから。


もう話したくても話せないんだ。



私が泣いたら向こうは空で




怒ってるのだろうか...






悲しんでいるのだろうか...





私と同じで涙を零しているのだろうか...




...どっちにしても私が泣いたら唯月は苦しむな。


『もう、泣かない』





そう決めてから私は...






感情の無くなった"お人形さん"になった。