第7話

7,801
2021/06/19 01:10










「 はぁ…疲れた… 」




















そろそろ、体力の限界まで来たところ




















あとは、強者だけだ




















「 ユンギさーん 」



「 朝ですよー 」




















疲労が溜まって遅くまで寝てしまうことが多いユンギさん




















だから少しボリュームを下げて言っても、、、、

まぁ起きないんだけどね




















「 ユンギさん、起きてください 」




















びっくりさせない程度に布団をかぶるユンギさんを叩く



















sg「 あなたか…?」



「 はい、そうです 」



sg「 ん 」




















目の前にユンギさんの手が出され、引かれるように手を絡めた




















今日は意外にスムーズに起きたな…ユンギさん…




















いつもなら、目を開けることに10分ほどかかるのに



















「 昨日も、徹夜ですか…?」



sg「 ん… 」





















相当疲れが溜まってるんだろう




















「 何か僕にできますか?」



「 朝ごはん持ってきましょうか?」



「 コーヒーでもいれましょうか?」




















少しの負担も減らそうと思い、朝ごはんを取りに行こうとすれば



















より強く手を握られた




















sg「 ここにいて… 」



「 …分かりました 」




















僕がいたところで、疲れは取れないと思うけど…




















ユンギさんが頼んでることは断れないから




















sg「 あなたは俺の癒しだからな… 」



sg「 あなたが居てくれるだけで、疲れなんか吹っ飛ぶ 」



「 僕にそんな力があったんですね 」



sg「 俺の彼女だからそばにいるのが当たり前だけどな 」



「 彼女… 」




















彼女は……納得いかんっ!!




















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