第8話

7,631
2021/06/19 08:51










そんなこんなで、最後は1番の厄介者




















「 ジョングクさーん…起きてくださーい… 」




















布団からぴょこっと出る寝癖はうさぎそのものだ




















「 ジョングクさーん 」



jk「 うるさい… 」



「 朝ですよー 」




















なかなか、起きないうさぎさん




















「 バナナキックはお預けと…それじゃあ下で待ってますね 」




















ジョングクさんの扱いには結構慣れている




















jk「 やぁ… 」



jk「 まって…あなた 」



「 ジョングクさん、起きましたね 」



「 早く行きましょう、皆さん待ってます 」




















うさぎの耳が垂れているのが見える




















朝が弱いジョングクさんは、いつも1番最後に起こす



















jk「 ぎゅー… 」



「 はい 」




















手を広げて待っているジョングクさんの元に




















近寄り、抱きしめられる




















これは朝のルーティーンと言っていい程毎日行うこと



















ジョングクさん曰く、これをしないと気持ちよく起きれないみたい




















「 そろそろ行きましょう 」



jk「 むぅ… 」



jk「 おぶって 」



「 無理です 」



「 僕潰れます 」




















僕の何倍も大きい筋肉が乗っかると毎回死にそうになる



















それもお構いなしにしてくるから、もういつ死んでもおかしくないと思うんですよね




















jk「 いじわる… 」



「 分かってます 」




















一層、抱きしめる力を強くするジョングクさん




















「 いたいいたいいたい 」



jk「 なら、おぶって 」




















そろそろ僕の骨が悲鳴あげちゃう




















「 はぁ…背中乗ってください… 」



jk「 いひ 」



「 落ちないでくださいね… 」




















本当、厄介なうさぎさん




















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