「 皆さん、着きましたよ 」
新しく変わった事務所の裏口に着くと
一斉に降りるメンバーの皆さん
jk「 あなた行こ 」
「 はい、行きましょう 」
繋げと言われているように手を差し出すジョングクさん
jm「 ずるいぃ… 」
jk「 ジミニヒョンは抱きしめてたでしょ 」
jm「 見られてたかっ 」
jk「 何でもお見通しです 」
悲しそうな顔をしながらトボトボと先に歩いていくジミンさん
そんなジミンさんをお構いなしに、
ジョングクさんはより強く僕の手を握る
「 握力いくつですか?」
jk「 あなたを一生離さないぐらいまであるよ 」
「 ごりら… 」
jk「 やぁ 」
ジョングクさんには敵わない
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。