うーん、これからだな
起きている3人に比べて後の4人は起こすのに一苦労
疲れているのはマネージャーなので十分分かるけど、
できれば、すぐ起きてほしいんですよねぇ…
そんなこと言っても効かないから、しょうがないけど
「 ジミンさん、起きてください 」
jm「 ん、あなた?」
「 はい、あなたです 」
jm「 んふ、来て 」
「 わっ!」
まだマシなジミンさんから起こしに行くと、
いつものように布団の中まで引きずられた
「 ジミンさん、離してください 」
jm「 やだ 」
「 もう… 」
jm「 僕が離したら、他のメンバーのところに行くでしょ?」
「 よく分かってるじゃないですか 」
jm「 だから、離さない 」
そんなことを言いながら、僕の服に侵入してくるジミンさんの手
「 ちょっ 」
jm「 独り占めしたい、」
jm「 あなたの体も、心も 」
「 っ… 」
少し泣きそうな顔なジミンさん
「 っ、ジミンさん、僕… 」
jm「 ま、そんなこと言っても行くんでしょ 」
jm「 んふ、そんな悲しい顔しないでよ 」
jm「 でもね、いつか奪ってやるよ 」
jm「 あなたの心をね 」
そう言い残し、ジミンさんはあくびをしながら部屋を出た
「 心臓がもたん!!!」
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!