jk「 間違いってなに?」
jk「 俺は、いつも真剣な気持ちであなたと接してるよ?」
jk「 それを間違いって言うの?」
怒るといつも一人称が俺になる、ジョングクさん
ああ、僕の言葉で傷つけてしまった
ジョングクさんの瞳が濡れてきているのを見ると心が痛む
「 僕も真剣に話しています 」
「 ジョングクさんからの好意も全て真剣に受け取っています 」
「 だけど、僕たちにはその壁を乗り越えることはできません 」
この選択が間違っているか、正しいかなんて僕には分からない
だけど、選んではいけないと思うんだ
jk「 …もう…いい 」
涙目にしたジョングクさんは練習室から出て行ってしまった
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。