私は...。
虐められている...。
クラス全員から
見放されてる...。
ガラガラ
ほらね...。
クラス全員と言うか他の皆は無視。
この4人が基本的に虐めてくる。
ドン!(ドアを勢い良く開ける音)
山田健人...。
関西でえぐいほどの強さを誇る。ヤンキーだった。
そして、席がうちの隣やった。
ガラガラ
〜数分後〜
あなた、山田以外)はーい。
ガラガラ(先生が出る)
いつも、怖くてドキドキしてるけど。
思いも寄せている。
まぁ絶対に叶う事無い話やけど。
私がシャーペンと消しゴムを差し出すと
良かった...。
今日もか...。
嫌やな。
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山田目線
あなた。毎回何されとるんやろ。
俺はいつも何か忘れたら貸してくれるあなたに思いを寄せてた。
ただ、毎回怖がられてるような感じだったからとてもじゃないけど言われへん。
流石の俺も気になった。
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あなた目線
こ、声掛けられた。
...言ったらあかん。
バレて、へんよな?
〜放課後〜
ガチャ
(ドアは空いたまんま。)
今日は殴られるんかな。
モブ子Aが私に殴ろうとした。
しかし、私には当たらなかった。
恐る恐る目を開けると
そう言うと先生と他の4人は屋上から出て行った。
気付いてたのかな。
山田さんは少し黙って答えた。
感謝言わな。
私は立ってお辞儀をした。
そっか...。
山田さんは柵にもたれ掛かりながら聞いてきた。
うちは実質親からも虐待を受けてた。
山田さんはちょいちょいっとしていた。
私は言われるがままに行く。
や、山田さんがうちの事を?!
うちも...言った方がええんかな。
私が素直に言ったら
山田さんの笑顔にもっと惹かれてしまう。
山田さんは手を差し出して言った。
予想だにして無かった...。
まさか付き合えるなんてさ。
釣られて笑ってしまった。
沈黙が続く...。
そして山田くんが
END
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!