あの後ろ姿絶対… 紫耀兄 だっ!
もう分かる 後ろ姿からイケメンオーラが…
しかも噴水眺めてるとかっ、イケメンすぎだろ
『 紫耀兄ーー! 会いたかったよっ 』
ギュッ ))
紫耀 「 あなた!! 久しぶりっ。 」
紫耀 「 元気にしてた?? 」
『 うん!めっちゃ元気っ 今100セント! 』
紫耀 「 俺もあなたに会えて100セント〜! 」
『 ふふふ、やったー 笑 』
永瀬 「 あ、、 あの… お取り込み中、ごめん 」
『 あ、 あんた あの時の … 』
紫耀 「 なに? 知り合い?笑 」
廉 「 それ 俺のセリフな?笑 」
『 なんで紫耀兄といるのよ あんたが← 』
廉 「 同じグループなんで、一応 」
『 そのグループ大丈夫?笑 』
廉 「 は? どういう意味 」
『 紫耀兄だけがセンターになっちゃうじゃない、 この世で1番 かっこいいんだから 』
廉 「 なに、お前ら 付き合ってんの。? 」
紫耀 「 違う違う ちょっと事情がありまして 」
廉 「 後で 教えてもらうからな?笑 」
『 えっ、 紫耀兄ともう結婚してるしぃー、 』
紫耀 「 はいはい、笑 してるねっ 」
廉 「 まじで2人の関係知りたい 今すぐに 」
『 教えるか あほ 』
紫耀 「 教えてあげれば?あなた 」
『 ふぁ〜 い 仕方ない 』
私と 紫耀兄 は子供の頃から知ってるんだ。
私が 3歳の頃に 1人で公園で遊んでたの
いやーさ 私の父 ヤクザだから
周りが怖がって誰も近づいてくれなかったし
誰一人友達がいなかったの
けど 1人だった私に声をかけてくれたのが紫耀兄。
私の初めての友達…
そして 初恋の人。
それから ずーっと遊んでて
気づいたら 紫耀兄は私の前から姿を消したの
いままで探してたら 東京にいることが分かって それも ジャニーズだったという
なんも知らなかった
好きな人なのに ジャニーズだったことも
東京にいることも
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。